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ピクシーボブ「そこ5人！」
そう言いながらピクシーボブが指したのは飯田、いずっくん、轟くん、爆豪、うち。
ピクシーボブ「躊躇のなさは経験値によるものかしら？･･･3年後が楽しみ！ツバつけとこー！」
『うっ！どしたん･･･』
ペッペッと唾をうちらにかけてくるピクシーボブ。
相澤「マンダレイ、あの人あんなでしたっけ･･･」
マンダレイ「彼女焦ってるの。適齢期的なアレで」
緑谷「あ、てっ、適齢期と言えばあのっ」
いずっくんはまた口を塞がれている。
ピクシーボブ「と言えばって･･･」
そしていずっくんが露骨に話題を変えた。
緑谷「ず、ずっと気になってたんですが！その子は誰のお子さんですか！」
そう言っていずっくんが指したのは2本の角が生えた真っ赤な帽子を被る少年。
身近に子供が居ないので分かり兼ねるが5、6歳程だろうか。
『ほんまや。え、朝から居った？あのこ』
轟「居たぞ」
『まじか･･･！』
気づかんかった･･･！
マンダレイ「ああ、違う。この子は私のいとこの子供だよ。洸汰、ほら挨拶しな。一週間一緒に過ごすんだから」
いずっくんが歩み出る。
緑谷「えっと僕、雄英高校ヒーロー科の緑谷。よろしくね！」
握手の手を差し伸べた瞬間･･･
洸汰「フンッ！」
洸汰くんの繰り出した拳はいずっくんの股間にクリーンヒット。
倒れかけたいずっくんは飯田に抱えられた。
飯田「おのれ従甥！なぜ緑谷くんの陰嚢を！」
洸汰「ヒーローになりたいなんて連中とつるむ気はねえよ」
飯田「つるむ?!幾つだ君は！」
なんやめっちゃ嫌われとる･･･
誰かなんかやらかしたか？
えー、せやけど皆さっきまでずっと戦いよったもんな。
･･･過去になんかあったんかな。
爆豪「マセガキ」
轟「お前に似てねえか」
爆豪「あん似てねえよ！つかてめ喋ってんじゃねーぞこの舐めプ野郎！！」
轟「悪い」
相澤「茶番はいい。バスから荷物下ろせ。部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食。その後入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からだ。さあ、早くしよう」
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作者名：あんころもち x他1人 | 作成日時：2020年10月12日 15時
