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ただでさえうちに不利な地形の中でみんなを助けるとか
『あー･･････、しんど･･･』
魔獣が発現するのに特に規則性などは無いため予測も出来ない。
耳郎「A！右2体！」
障子「早風！上空に3体出現！」
『はいはい！』
でもグループに別れて行動しているのは結構理にかなっていると思う。
ヤオモモのグループは透が囮になりその隙に三奈が魔獣の足を溶かす。
動けなくなったところにヤオモモの大砲でトドメだ。
『ヤオモモ！大砲より手榴弾の方が効率ええやろ！』
八百万「確かに･･･！ありがとうございます早風さん！」
爆豪と轟の方は轟が魔獣を凍らせ、爆豪が爆破する。
確実に仕留められるのは良いが温度差による上昇気流と土煙によって一時視界が濁るのは頂けない。
『爆豪と轟くんは別行動して！』
轟「こいつが俺に着いてくるから･･･」
爆豪「ああ?!お前が着いてきてんだろうがこのくそ舐めプが！！」
『あーもー爆豪は向こう！ごめん飯田こっち！』
飯田「了解した！」
爆豪「俺に命令すんじゃねえ！」
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そんなこんなで魔獣を倒して約8時間。
ようやく施設が見えてきた。
『ほら。見えてきたし頑張って歩けー･･･』
切島「うぃっす･･･」
みんなもうクタクタ。
そりゃ8時間飲まず食わずで全身の筋肉と個性を酷使し続ければ疲れないわけが無い。
目測100mであろう施設までの道を歩くのに2分もかかった。
ピクシーボブ「お！やっと来たにゃ！」
マンダレイ「随分遅かったねえ」
瀬呂「何が3時間ですか！」
ピクシーボブ「それ、私たちならって意味。やるね」
砂藤「実力差自慢の為か･･･やらしいな･･･」
切島「腹減った･･･死ぬ･･･」
ピクシーボブ「ねこねこねこ！でも正直もっとかかると思ってた。私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった。いいよ君ら。特に･･･」
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作者名：あんころもち x他1人 | 作成日時：2020年10月12日 15時
