【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや3 (ページ22)

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上から降ってくるマンダレイの声。

マンダレイ「おーい！私有地につき個性の使用は自由だよ！今から3時間！自分の足で施設までおいでませ！この･･･

魔獣の森を抜けて！」

緑谷「魔獣の森?!」

上鳴「なんだそのドラクエめいた名称は！」

耳郎「雄英こういうの多すぎだろ！」

切島「文句言ってもしゃあねえよ。行くっきゃねえ！」

途端に実が森に向かって走り出した。

あー、トイレ行きたい言いよったもんな･･･

森の中に大きな影が見えた。

よく目を凝らしてみると･･･

上･瀬「「ま、魔獣だぁー?!」」

みんなも気付いたみたいだ。

実は恐怖からか完全停止。

魔獣が腕を振り上げる。

口田「静まりなさい獣よ！下がるのです！」

魔獣は止まらず、実も動かず。

うちが個性で実を抱きかかえ魔獣の攻撃を避けた。

振り返って魔獣を見れみれば魔獣の体から崩れ落ちている土塊。

多分これはプッシーキャッツの誰かの個性だろう。

うちが魔獣と対峙し動きを止めると

轟くんが魔獣の足元を凍らし、

飯田がレシプロバースト、

爆豪が爆破、

いずっくんがスマッシュで攻撃。

そこから魔獣は砂になった。

『こんなんが他にもおるって事やろ。こんな広いんやし』

爆豪「ぶっ殺す」

早速魔獣の鳴き声が聞こえた。

あまりハッキリは見えなかったがシルエットからして翼竜だろうか。

浮遊し木の上まで行ってみれば他にも3体居た。

『うわ･･･』

全ての動きを止め、みんなに報告すべく下へ降りる。

耳郎「Aあんたパンツ見えそう。少しは隠しなよ」

『あ、すまん。それより上。空に4体おったから。ここらにもまだまだ居るっぽい。空飛ぶやつはうちに任せてみんなは地上のやつお願い』

「「了解！」」

そこからは無尽蔵に湧いてきそうな魔獣をひたすら倒していった。

現れる複数翼竜をMAXのスピードで一点に集中させる。

お互いがぶつかった衝撃で体が崩れ、もう砂になる。

うちは魔獣を倒しつつ施設に向かっていたが木の茂みによって遮断されていたみんなはどのくらい進んでいるのだろう。

潜ってみればみんなはまだまだ後ろの方から進んでいなかった。

『え。おーい！遅いよー！はよー！』

みんな集中して聞こえてないっぽい。

しゃあない、助け行くか。