【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや3 (ページ13)

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次の日校門を越えた所で思い出す。

『あ、そういや1学期今週で終わりやっけ』

教室には半数程が揃っていた。

『はよー』

挨拶をすればみんながこちらを向く。

蛙吹「Aちゃん！」

三奈と透は飛び付いてきた。

実と電気はマシンガンのように返事をする暇もくれず話しかけてくれるし

鋭児郎は泣きそうな顔で謝ってきた。

『え？もしかして鋭児郎泣いとるん？w』

切島「な、泣いてねえ！･･･けど、俺が別行動提案したから･･･」

『ちゃうやろ！wもし全員揃っとっても一瞬で全員殺されたかもやし。せやから気にすんな！』

切島「･･･おう！」

そこから1週間はあっという間に過ぎ、

入学式からの体力テスト、戦闘訓練、ヴィラン連合の襲撃、体育祭、職場体験、保須事件、そして期末テスト

あまりにも濃密やった雄英の前期課程は終わり、夏休みが始まる。

やからって浮かれとる場合やない。

備えなあかん。

迫り来る悪意に。

本物のヒーローんなるために。

うちらに立ち止まる時間は、許されてへんからな。