【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや3 (ページ11)

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オールマイト「･･･あるよ。たくさん。今でもこの世界のどこかで誰かが傷付き倒れてるかもしれない。悔しいが私も人だ。手の届かない場所の人間は救えないさ。

･･･だからこそ、笑って立つ

正義の象徴が人々の、ヒーロー達の、悪人たちの心を常に灯せるようにね」

それを聞いて一旦は俯いたいずっくんも、また前を向いた。

塚内「死柄木の発言を気にしてる？多分、逆恨みかなんかだろうさ。彼が現場に来て救えなかった人間は今まで一人もいない。さあ、遅くなってしまった。お迎えだ。」

塚内さんの言葉が終わると同時に「いずく！」と叫ぶ声が聞こえた。

緑谷「お母さん！」

その後ろにはママが。

『･･･！』

安心してしまった。

涙が止まらない。

『っこわ、かった･･･！』

「･･･怪我なくて良かったわ」

今日は一旦母の用意したホテルに一緒に泊まることとなった。

母「宿主さんには連絡したん？」

『した』

母「とりあえず今日は寝な。風呂は朝でええやろ」

『うん』

ベッドに潜ると恐怖と疲労から、直ぐに深い眠りについた