【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや (ページ6)

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説明会場ではプレゼントマイクが実技試験のプレゼンをしていた。

うちは演習会場B。中学指定のジャージを着てゲートの前に立つ。

『あ、お茶子ちゃんやぁ』

麗日「Aちゃーん！」

『お互い頑張ろな！』

麗日「うん！」

〈はいスタートォ！！〉

麗日「『は？』」

唐突に始まった試験、うちは持ち前の反射神経で飛び出したが、皆は後ろであたふたしていた。

仮想ヴィランは案外のろく、目視できた。

そのため、複数のヴィランを神速で1箇所に集める。

その衝撃でヴィランは壊れる。

それを繰り返し、稼いだポイントは60といくつか。

『よし･･･調子ええぞ』

と、高揚したのも束の間、地面がグラグラ揺れ始めた。

「な、なんだ？！」

「何が起こってるの？！」

当然、周りも騒ぎ始める

あれは･･･0ポイントヴィラン･･･

とりま逃げ･･･？！

衝撃で倒れ込んだ瞬間、足に瓦礫が積み重なっている。

しかも土埃のおかげで瓦礫もヴィランも目視出来ない。

やばい･･･！

『誰･･･か･･･！』

その瞬間、ドゴッと、凄い勢いで地面を蹴る誰かの足元が見えた。

その勢いで土埃が晴れ、ヴィランと、いずっくんの姿が見えた。

『いずっくん！！』

空中の高いところでいずっくんがヴィランの頭部を破壊した、が

よくよく見ると両足、右腕は力が入ってないようにプラプラしている。

壊れたんか･･･？

視界も良好になり、いずっくんにスピードを付与し落ちてくるスピードをだんだん緩める。

近付いていずっくんを見ると右腕が真っ赤に腫れ上がり、両つま先は有り得ない方向を向いていた。

『いずっくん、いずっくん！ごめん！うちのせいで･･･！』

緑谷「大丈夫･･･だよ･･･でも･･･せめて･･･1ポイント･･･！」

いずっくんがそういった所で試験は終了した。