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緑谷「･･･僕は！」
緑谷「僕はずっと助けられてきた。さっきだってそうだ。僕は、誰かに助けられてここにいる･･･
緑･･･笑って人を助ける、最高のヒーロー、オールマイト。彼のようになりたい。そのためには1番になるくらい強くなきゃいけない。
君に比べたら些細な動機かもしれない。でも、僕だって負けられない。僕を助けてくれた人達に応えるためにも。
さっき受けた宣戦布告。改めて僕からも･･･
僕も君に勝つ！」
轟くんは表情を変えなかった。
あくまでも返事はしないつもりらしい。
『･･･轟くんのいずっくんへの話は分かった。で、うちへの話って？』
轟「いや、お前には軽く話した手前、詳しく言うべきかと思ったんだ。それと一緒に飯を食おうと思ったんだが」
『おん、全然ええよ。あ、その前にいずっくんと話したいから先行きよって』
轟「分かった」
緑谷「･･･轟くん、凄かったね」
『おん。凄かった。あのね、オールマイトんとこ連れてって欲しい。』
緑谷「オールマイトに何か用事？」
『うん。オールマイトといずっくん、2人に。あ、今やなくてええよ。いつか時間のある時』
緑谷「分かった。オールマイトに聞いておくね！」
バイバイ、といずっくんと別れ先程から影がチラついていたT字路を左へ曲がる。
『あれ？誰も居らんし･･･』
勘違いやったんかな？
『轟くん、遅なったな』
うちの手に持つお盆に並んだ昼食を見て轟くんが一言
轟「･･･そばは食わねぇのか」
『へ？そば？そういえば食ったこと無いなぁ。轟くんは今も食いよるし好きなん？』
轟「ああ」
『そか。今度食ってみる！』
轟「･･･覚悟しとけよ。美味すぎてぶっ倒れても知らねぇからな」
『どんだけやねんwww』
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作者名：あんころもち | 作成日時：2020年8月7日 22時
