【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや (ページ5)

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会場までの道程はいずっくんの雄英に入るきっかけを聞かせてもらった。

緑谷「･･･ー僕がこの人生に絶望していた時に、あるヒーローが一言くれたんだ。

その一言は僕が小さい頃から求めてた一言で、ヒーローというだけでこんなにも人の心を救う事が出来るんだって。

それでその人の母校の雄英に･･･って僕だけ長々と語っちゃってすみません！ええっと、早風･･･さんは？何故雄英に？」

『Aでええよ〜。うちはね、去年にあった事件がきっかけやなあ。んーとね、これ。』

その事件のニュースのスクショを見せると、いずっくんの顔が真っ赤なのか真っ青なのかよく分からない色になっていた。

『この助けに行った方の子になんて言うか、何か惹かれる物があったって言うか、まあこの人が雄英受けるんやって分かって追っかけてきた感じやな』

緑谷「へ、へぇー･･･」

麗日「見ず知らずの人のファンになったってこと？」

『まあ変な話やけどそういう事なんやろな‪w』

すると、今度はいずっくんの顔が真っ赤に染まる

『いずっくん？！熱あるんとちゃう？！』

麗日「えぇ？！顔あかっ！」

緑谷「お、お構いなく･･･」

『いずっくん！ちょっと座ろ！地面にお尻つけて座って！』

緑谷「やぁああの、本当に大丈夫で･･･」

『そんなこと言うて体調崩したらその憧れのヒーローさんに幻滅されるやん！』

緑谷「･･･」

その一言で、大人しく地面に座り込んでくれた。

『ちょっと腰上げられる？』

緑谷「は、はい･･･ってうわぁあ？！」

麗日「出久くん浮いた！！」

緑谷「こ、これ落ちませんか？！」

『大丈夫よ。横から風来るやろ？それでバランス取っててん』

麗日「Aちゃんの個性凄いなぁ！」

『2人とも今から敵になるんやしあんま詳しくは教えられんけど‪w』

そんな会話をしながら歩いていると説明会場に着いた。

「はーいそこの君。ここから先個性禁止ね」

緑谷「は、はい！」

『ぶふっ』

麗日「じゃあ私あっちやから、またどこかで！」

『おん！またな〜！』