【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや (ページ40)

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ミッドナイト「さーて！それじゃあ早速始めましょう！」

麗日「雄英ってなんでも早速だね･･･」

ミッドナイト「第1種目はいわゆる予選よ！毎年ここで多くのものがティアドリンク！さて運命の第1種目！！」

ミッドナイト「今年は･･･これ！」

そう言って画面に写ったのは障害物競走の文字

緑谷「障害物競走･･･！」

ミッドナイト「計11クラス全員参加のレースよ。コースはこのスタジアムの外周約4キロ。我が校は自由さが売り文句！コースを守れば、何をしたって構わないわ！」

ミッドナイト「さあさあ、位置に着きまくりなさい！」

うちの個性はA組のいずっくん以外には話してある。

みんながうちの個性の穴に気付くかどうかなんやけど･･･

ミッドナイト「スタート！」

マイク「さーて実況してくぜぇ！！解説Are you ready？ミイラマーン！」

相澤「無理やり呼んだんだろうが」

マイク「早速だがミイラマン！序盤の見所は？！」

相澤「今だよ」

スタートしてすぐのゲート、みんなが前に出ようとしてごった返している。

うちは空気を操作して体を浮かし、上からみんなを視界に入れていく。

そして心の中でスピード0、と唱えるだけで･･･

マイク「おおっと？！ゲートで全員の動きがストップゥ！！」

相澤「あいつは体力テスト、対人戦闘訓練の結果で推薦の2人の上を行くやつだからな」

マイク「マジかよやべぇなそいつ！！他の奴らより一足先にゲートを抜けたのは･･･1-A早風ぇ！！」

すかさずマイクの解説が入る

マイク「早風A！個性速度(スピード)！対象の移動するスピードを調節出来る！スピードは0から最高秒速25メートルまで自由自在だァ！」

相澤「あいつは使い方の工夫が人並み外れてる。推薦貰ってもおかしくねぇレベルだよ」

マイク「ああっとここで早風を追うようにゲートを抜ける影が3つ！！1-A轟、爆豪、緑谷だァ！！」

轟「やっぱりな･･･」

爆豪「俺の前を行くんじゃねぇ！！」

『え？！うそ？！いずっくんうちの個性知っとったん？！』

緑谷「麗日さんから聞いたんだ！！」

『まじか！！お茶子ちゃん恨むわ！！』

今は前を向いて空中を高速で移動しているため後ろを振り返る余裕もない。

今振り返って3人を止めようとしても1人でも取りこぼせばタイムロスだ。

この3人は放置するしかない。

マイク「1位と2位の差は開いたまま早風は早速第1関門！ロボ・インフェルノぉ！！」