【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや (ページ37)

今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:61,894 hit

37 ページ37

放課後、お茶子ちゃんと一緒に帰ろうと教室の扉を開けると廊下には物凄い人だかりが

麗日「ななっ、何事だぁ〜？！」

飯田「君たち！A組に何か用が･･･？」

『出れんやんけ。はよどけや』

峰田「何しに来たんだよ！」

爆豪「敵情視察だろ雑魚が。ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな。体育祭の前に見ときてんだろ」

爆豪「そんな事したって意味ねぇから、どけモブ共」

緑・麗「「言った！」」

飯田「知らない人の事とりあえずモブって言うのやめなよ！！」

『視察でもなんでもええけどとにかく邪魔や。爆豪も言いよるんやしどけって』

緑谷「早風さんも何気にかっちゃん気質だよなぁ･･･」

人ごみの後ろの方から紫髪の虚ろな目をした人が出てきた

紫髪「噂のA組、どんなもんかと見に来たが随分と偉そうだな。ヒーロー科に在籍するやつはみんなこんななのかい？」

爆豪「あぁん？」

そいつを睨みつける爆豪とうちの後ろでは4人が必死に首を横に振っている

紫髪「こういうの見ちゃうと幻滅するな。普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったってやつ結構いるんだが知ってた？」

『落ちた事ねーし知らん』

紫髪「そんな俺らにも学校側はチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃあヒーロー科編入も検討してくれるんだって」

紫髪「その逆もまた然りらしいよ」

緑谷「･･･！」

紫髪「敵情視察･･･？少なくとも俺は、いくらヒーロー科とはいえ調子乗ってっと足元ごっそり救っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」

B組のもん「おうおう！隣のB組のもんだけどよぉ！ヴィランと戦ったっつーから話聞こうと思ってたんだがよぉ！えらく調子ついちゃってんなオイ！」

爆豪が無言で歩き出した

B組のもん「無視かてめぇ！」

『お茶子ちゃん行こ』

B組のもん「てめぇもか！」

切島「まてまて爆豪、A。どうしてくれんだ。お前らのせいでヘイト集まりまくってんじゃねーか」

『関係ねーよ』

切島「はあ？」

爆豪「上に上がりゃ関係ねぇ」

『そゆこと』

切島「くぅ･･･！シンプルで漢らしいじゃねぇか･･･！」

上鳴「え」

砂藤「言うねぇ」

上鳴「は？」

常闇「上か。一理ある」

上鳴「いやいや騙されんな！無駄に敵を増やしただけだぞ？！」

峰田「そーだそーだ！オイラ達が不利になるだけじゃんかぁ！」

少し騒がしいけどこれは、みんな緊張を解きほぐそうとしているのかもしれない。