【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや (ページ24)

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みんなが出口に向かって走っている目の前に黒い霧のようなものがさせませんよ、と立ちはだかる。

黒霧「初めまして。我々はヴィラン連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして･･･」

は･･･？

黒霧「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃる筈･･･ですが、何か変更があったのでしょうか。まあそれとは関係なく私の役目はこれ･･･」

切島と爆豪が飛び出した

切島「だぁっ！」

爆豪「おらぁ！」

『バカ･･･！！』

切島「その前に俺たちにやられることは考えなかったか！」

黒霧「危ない危ない。そう、生徒と言えど優秀な金の卵」

13号「ダメだ･･･退きなさい2人とも！」

黒霧「私の役目はあなた達を散らして嬲り殺す！」

気が付けば相手が纏っていた黒い霧に包まれていた

切島「何？！なんだ！」

『何･･･これ･･･！』

飯田「みんなぁ！！」

次の瞬間、尾白くんと共に火災ゾーンに落下していた。

『尾白くん！大丈夫？！』

尾白「俺は大丈夫。とりあえず隠れられるとこ！」

『手だして！』

尾白くんの手を掴み、上に飛んでビルの上に着地する。

ヴィランが下に数人居るため戦闘を強いられるだろう。となるとうちの個性を尾白くんに説明すべきか。

『尾白くん、多分これ戦わんといかんと思うから個性の説明する。

うちの個性は対象が移動するスピードを調節する。発動条件として、相手を認識していること＋相手が目視出来るor相手に触れる事ね。

発動はイメージで出来る。空気を動かす時とかは矢印を頭の中で想像しよる。

戦うとして煙を払うのに時間かかるやろうしクソ弱い、からなるべく戦闘は避けてビルの上
隠れつつ移動しよ』

尾白「戦闘訓練でもあの轟くんを止めてたし･･･強いね」

『ありがと。んで尾白くんの尻尾は何が出来る？』

尾白「俺の尻尾は自由に動かせるだけ。攻撃にも防御にも使える」

『なんでも出来んのね。強いな』

尾白「でも早風さんと一緒に戦うってなると俺の尻尾は大きいし視界の邪魔になるだろうから多分俺たちは相性が悪い」

『そか･･･これはしんどいなぁ･･･』

尾白「早風さん！屈んで！」

『え？！』

尾白くんの尻尾が屈んだうちの頭めがけて飛んでくる