【ヒロアカ】早すぎんねんちょお待てや (ページ20)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:61,885 hit

20 ページ20

麗日「ほぉぉぉ〜！今日もすごい人だね！」

飯田「ヒーロー科の他に、サポート科や経営科の生徒も一堂に会するからな」

麗日「お米がうまい！」

緑谷「はぁ･･･いざ委員長やるとなると務まるか不安だよ･･･」

麗日「務まる！」

『いずっくんなら大丈夫！』

飯田「そう、大丈夫さ。緑谷くんのここぞという時の胆力や判断力は他を牽引するに値する。だから君に投票した」

緑谷「君だったのか･･･！」

『でも飯田も委員長やりたかったんやろ？』

麗日「うん。メガネだし」

緑谷「『えっ』」

何気にざっくりいくやんお茶子ちゃん･･･

飯田「やりたいと相応しいか否かは別の話。僕は僕の正しいと思う判断をした迄だ」

緑・麗「『僕？！』」

緑谷「いつもは俺って･･･」

飯田「いや、それは･･･」

『ちょっと思っとったけど』

麗日「飯田くんって」

麗日「『ぼっちゃん？』」

飯田「ぼっ･･･！そう言われるのが嫌で一人称を変えていたんだが･･･」

ぼっちゃんって凄いなぁ

飯田「･･･俺の家は代々ヒーロー一家なんだ。俺はその次男だ」

緑・麗「『えぇ？！すごっ！！』」

飯田「ターボヒーロー、インゲニウムは知っているか？」

緑谷「もちろんだよ！東京の事務所に65人ものサイドキックを雇ってる大人気ヒーローじゃないか！」

え、詳しいな

緑谷「！まさか･･･！」

飯田「それが俺の兄さ！」

麗日「あからさまぁ！」

緑谷「凄いやぁ！！」

凄いなぁ、代々ヒーロー一家とか

ジリリリリ･･･

緑谷「警報？！」

〈セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください〉

飯田「セキュリティ3ってなんですか？」

先輩「校舎内に誰かが侵入してきたって事だよ！3年間でこんなの初めてだ。君らも早く！」

『とりあえず外出よ！！』

食堂を出たは良いものの廊下が人でごった返している

『わっぷ、お茶子ちゃん？！大丈夫？！』

麗日「いった！急に何？！」

飯田「さすが最高峰！危機への対応が迅速だ！」

緑谷「迅速すぎてパニックに･･･！どぅわぁ！しまった！」

『いずっくん！飯田！』

いずっくんは出口に向かって、飯田は窓際に流されて行った

飯田「麗日くん！麗日くん！」

麗日「どこ？！」

『お茶子ちゃん！飯田こっち！』

飯田「俺を浮かせろ麗日くん！」

そして飯田とお茶子ちゃんの手が触れた瞬間、飯田が宙に浮き、EXITと書かれた案内板の上に乗った。