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スナさんが1度トップになったもののバトンを渡した後抜かれ今は3位。




そしてツムの居る2組も同率3位。









双子に同時にバトンが渡った。


放送「去年と同様アンカーは双子対決です!」


うわぁ・・・さすが双子


走り方までシンクロやん・・・




2位の人を抜かした時点で、ツムが治より少し前に出た。




侑「ハッ!!」




治を睨み付けながら勝ち誇ったように言うツム




これに治がイラつかない筈がない。









治が前に出ようと速度を上げるとツムもまた早くなる。









そのうち2人は1位の人を抜き、同率トップになった。




もうここからは2人だけの戦い。




抜きつ抜かれつ、互いにリードを許さない。




とうとう最後の直線。




2人とも団に貢献するでもなく自分らの為だけに走っているのがなんともそれらしい。




フィニッシュは双子らしくポーズを揃えて、1秒でも早くゴールしようと2人とも右手を突き出している。




放送「結果を発表します。3位、5組。




・・・2位



















1組」



















放送「1位、2組でした」









「「きゃー!!」」




侑「どーやこらサム!!」




遠くで起こる歓声とツムの煽りに治が平常心で居られるだろうか。




否、そんなものはありえない。




治「ああ?!去年はオレが勝ってんねんぞこの性格ポンコツが!!」




侑「去年は去年やろがい!!部の横断幕やろ!思い出なんかいらん!」




治「はあ?!ー・・・」




始まりかけた乱闘を止めたのは



















北「おい」









その方のたった一言だった。




侑・治「「はい」」




どんだけ躾られとんねん‪w

9→←7



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作者名:あんころもち | 作成日時:2020年8月19日 11時

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