テンション低めの愛しの子【宮治】

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『治』




角名「お、噂のAさんじゃん」

『噂の･･･？』

治「角名。余計な事言わんでええねん」

角名「･･･ごめん」

治「行くぞ。角名は先行きよけ」

『ごめんなさい角名さん』

角名「大丈夫」









治「返事、しに来たん？」

『おん。今やから言う事やけど









中学ん時は告られたから付き合っとった所あった。









好きやからとかやなくて。









やけどこの前、正直に、正面から治の気持ちを言われて少し衝撃やった。









治が本気で私のこと好きなんは知っとったよ。









女子に色々されよった時にわざわざ告白してくれて、それで嫌がらせが減ったとはいえ無くなるわけや無かったけど








宮城に越してきてあん時の治の有難みが分かった。









そんで最後の日、あんな別れ方したんを後悔しとった。









ほんま今更やけどごめん、本当に。すまんかった。









やからお詫びやないけどさ、私の気持ちも伝えようって思った。









好き




好きやで。治』




治「･･･っ！俺もっ･･･！俺も好きやで･･･！」

『泣くな〜‪w』

治「こんなん泣くわ！･･･ずっと好きやったで」

『おん。ありがとおな』

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