やめてください ページ4
だなんて思ったのも刹那
部活見学を始めて1ヶ月が経ち
家に帰りたくない
という思いが募るようになった。
ここの所毎日門限に間に合ってない。
殴られるのには慣れてるし体的には何ともないが、
高校進学と共に周りにカップルが多くなったと思う。
この間も放課後に体育館裏で抱き合っている2人を見た。
羨ましいと思った。
私も彼氏が欲しいとかそういうのではなく温もりをくれる人が、愛してくれる人が居るのが。
そんな事を考えていると何故か涙が溢れてきた。
バレー部の皆さんに見られたくない。
そう思いしゃがんで顔を持っていたタオルで隠した。
が、運悪く休憩時間。
いち早く気付いた木兎さんがわざわざ観客席まで駆け寄ってきてくれた。
木兎「どうしたの？！大丈夫？！気分悪い？！」
『だ、だいじょ、うぶです』
木兎「大丈夫じゃないから！歩ける？とりあえず保健室行って親御さんに電話･･･」
『や、やめてください！！』
あ
やってしまった。
せっかくの厚意を
せっかくの優しさを
無下にしてしまった。
私にそんな事する資格はないのに。
『ご、ごめんなさい･･･』
荷物をまとめて外に出ようとすると木兎さんに手を引かれた。
木兎「監督ー！保健室行ってきまーす！」
『･･･なんでですか』
木兎「事情は知らないけど泣いてる奴をほっとけん！」
こんな優しそうなこと言ってるけど、どうせきつい練習を抜け出したいだけだろう。
『そうですね。保健室でも親に電話でも何でもしてください。私の1番の望みは梟谷が春高優勝する事です。そのためにはストレスの無い環境で練習するべきですので』
木兎「･･･どういう事？俺バカだから分かんなくてさ！ここ座って話聞かせて？」
そう言って座らされたのは中庭のベンチ
『･･･保健室は』
木兎「行きたくないって言ってる奴を無理やり連れて行くわけ無いじゃん」
『･･･そうですか』
木兎「ねえ、ここ」
そう言って木兎さんが両手で刺した私の胸元と太もも
『･･･使いますか？』
木兎「あ！そういうのじゃなくて･･･虐待？いじめ？されてるの？」
少し心臓がキュッとなった。
母親にもされた跡はギリギリ見えないように隠してたはず
木兎「チラチラ見えてたよ。大丈夫誰にも言わない。聞かせて？」
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あ_(プロフ) - 空さん» ありがとうございます大好きです (3月28日 1時) (
レス) id: 35ce071049 (このIDを非表示/違反報告)
空 - マジおもしろいです❗更新頑張って！応援しています🎵 (3月24日 20時) (レス) @page42 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
あ_(プロフ) - あんころもちアカウントにログイン出来なくなったのでこのアカウントから続きを書いてます！ (2月7日 1時) (レス) @page40 id: 1b445819c7 (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち(プロフ) - すみません。アカウント消えちゃいました。こっちで続き書きます (2021年7月17日 22時) (レス) id: 8c290e4367 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - おおおおぅ、、、、神作品だ.....推しが尊i(((殴 えっと、応援してます！投稿頑張ってください！ (2020年9月23日 21時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんころもち x他1人 | 作成日時：2020年8月18日 21時
