わっ!! ページ11
学校でそれなりに交流のある人に尋ねてもやはり寝床は貸して貰えず
しばらくは佐久早さんにお世話になりそうだ。
私がトイレから戻ると何やら騒がしい。
「先輩!IH頑張ってください!」
「キレキレのスパイク楽しみにしてます!」
木兎「今年こそ優勝するぜ!目指せ優勝ー!!ヘイヘイヘーイ!!」
「「ヘイヘイヘーイ!!」」
そうだ。
IHも近いし
木兎さんもかっこいいし彼女の1人や2人居てもおかしくない。
いや2人はおかしいけど。
佐久早さんも三大エースだって言ってたし井闥山でレギュラーは確実。
とにかく、2人が私に構ってる時間は無いんだ。
でも昨日あんな事やらかした手前再び出ていきますとは言い難い。
せめて2人の休養の時間が多くなるよう努力しよう。
そう決意し、顔を上げると目の前には木兎さんの顔。
『わっ!!ぼ、木兎さん・・・!』
木兎「何か考え事?」
『いえ、ちゃんと解決しました』
今回ばかりは嘘偽りの無いものだと木兎さんも気付いたのだろう。
木兎「よし!一緒に飯食おーぜ!」
『え??』
周りから刺さるような視線を受けながら廊下をぬけ、階段を登って開けた屋上にはバレー部の皆さんが集まっていた。
ああ、まだ見られるのには慣れない。
尾長「A・・・さん・・・!」
『あ、えと、は、はい。Aです・・・』
尾長さんは191cmの身長を持つ梟谷一軍唯一の1年生。
2人っきりで居なくとも自分より大きい人と話すのは少し強ばってしまう。
小見「尾長〜w顔赤いぞ〜?w」
木葉「お前耳まで真っ赤じゃねぇかw」
猿杙「近くで見ると結構ちっちゃいな」
『えっと・・・』
木兎「はい一気に話すの終わり!混乱してるから!!」
鷲尾「Aさん、だったか」
『は、はい。AAです』
鷲尾「そういえばこの前俺の名前言ってなかったから。鷲尾・・・」
『鷲尾辰生さんですよね。知ってますよ』
木兎「なんと!Aちゃんは俺ら梟谷バレー部のファンなのです!!」
赤葦「知ってます」
小見「まあファンじゃないと毎日部活見にこねぇよな」
木葉「初対面で名前当てられたしな」
鷲尾「そうなのか・・・」
木兎「話遮んないで!!それで!」
木兎「今日からマネージャーになってくれます!!」
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あ_(プロフ) - 空さん» ありがとうございます大好きです (3月28日 1時) (レス) id: 35ce071049 (このIDを非表示/違反報告)
空 - マジおもしろいです❗更新頑張って!応援しています🎵 (3月24日 20時) (レス) @page42 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
あ_(プロフ) - あんころもちアカウントにログイン出来なくなったのでこのアカウントから続きを書いてます! (2月7日 1時) (レス) @page40 id: 1b445819c7 (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち(プロフ) - すみません。アカウント消えちゃいました。こっちで続き書きます (2021年7月17日 22時) (レス) id: 8c290e4367 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - おおおおぅ、、、、神作品だ.....推しが尊i(((殴 えっと、応援してます!投稿頑張ってください! (2020年9月23日 21時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんころもち x他1人 | 作成日時:2020年8月18日 21時