瀬見side8 ページ27
3日目練習終わり。
「よし!それじゃあ今日もこっそり第二体育館へレッツゴー!!」
「「「ちょっと待て。」」」
また天童がなんか言い出した。
「白布の件はもう昨日見に行って解決しただろ!なんで今日も行く必要があるんだよ!」
俺の言葉に獅音と隼人もうんうんと頷く。
「チッチッチッ、これだから英太くんは。分かってないナー!」
天童は人差し指を振りながらわざとらしくため息をつく。
うわ、うっぜぇ………………。
「今日はその件とはべ・つ!」
「別だぁ?じゃあ、何の用だよ。」
「今日はー、若利君お墨付きの妖精ジャンプを見に行くんダヨ!!!ね!若利君!」
「ああ。」
「「「若利も行くのか!?」」」
「?ああ。」
「まじか…。ってか、わざわざこっそり見に行かなくても本人に頼めばいいじゃねーか。あいつ若利のファンみたいだし、昨日若利のためならいくらでも!的なこと言ってただろ。」
「いや、天童がそれだと本人が緊張して本領を発揮出来ないかもしれないからこっそり見た方がいいと。」
「ソユコト〜!!」
「「「………………。」」」
確かに一理あるようにも聞こえるが、結局それ天童がまた面白いものを見たいからじゃないか?
若利多分それ、いいように丸め込まれてるぞ…。
「それに面白いもん見れそうだしネー!!!」
お前絶対そっちが本音だろ!!!!
「んじゃ、行くよ!」
「あ、おい!」
天童は若利を連れてさっさと白布をつけていった。
「もうここまできたら俺達も最後まで見届けるしかないか……。」
「「ああ…。」」
獅音の言葉に俺と隼人は頷くしかなかった。
そして現在またコソコソと白布の後をつける。なんで行先分かりきってんのにつけてんだと言ったら、こっちの方がスリルあっていいじゃ〜ん!と言われた。別にスリルは求めてねぇ。
すると、
「先輩たちそんなとこに隠れて何してんですか?」
「「「「うおっ!!!!!」」」」
「川西か。」
「いや、若利君なんでそんな普通なの!?」
川西に急に声をかけられた。
川西は不思議そうな顔をして、俺たちの前を見る。
「……白布?なんで先輩たち白布つけてるんすか?」
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あやぴよ(プロフ) - まる。さん» わぁー!本当ですか!嬉しいです!ユーリ!!! on ICE面白いですよね!暖かいコメントありがとうございます!これからも頑張ります!! (2020年4月1日 0時) (レス) id: c6e79c7a65 (このIDを非表示/違反報告)
まる。(プロフ) - この作品を見てからユーリ!!! on ICEに興味を持ち今日イッキ見してどハマりしました。こんなにいい出会いをもたらしてくれたこの作品と主さんに感謝しています!本当ありがとうございます!これからも頑張って下さい! (2020年3月31日 22時) (レス) id: 2b9bd48e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやぴよ | 作成日時:2020年3月21日 0時