たんこぶ2 ページ24
「アッハッハッハッ、なんやそれ、面白すぎひんか！」
「侑お前ウシワカの胸ぐら掴むなんて怖いもん知らずやなぁ。」
「ちゃんと謝ったんか？」
「謝りましたよ！！」
話を聞いた尾白さんは爆笑し、大耳さんと赤木さんは心配そうな顔をしていた。
「にしても、もう白鳥沢のやつらと仲良うなったんか。おまえらコミュ力高いなぁ。」
「「そりゃ、関西人ですから！！」」
「いや、俺らも同じ関西人やわ。」
双子に尾白さんがつっこむ。やはり関西人だ。
「お、昨日の稲荷崎1年ズはっけぇ〜ん！！」
「天童さん……いちいち絡まないで下さい。」
今度は天童さんと白布がやってきた。
「って……ブフフッ、おっきいたんこぶができてるねぇ〜！いたい？ねぇいたい？」
「多少痛いですけど牛島さんと話せた代償だと考えればこの痛みも我慢出来ます！」
「いや、それキミが勝手にぶつけてできただけだよね？」
「隕石よりマシです！」
「賢二郎、どうしよう、話が全然通じないんダケド。」
「俺に言われても困ります…。」
と、また後ろから昨日の白鳥沢の人達もやってきた。
「おう、昨日の…って、めっちゃ腫れてんじゃねぇか！」
「大丈夫か？」
「痛々しいな…。」
みんな俺のでこを心配してくれているらしい。
白鳥沢の人達優しいな。
「昨日は手当して下さってありがとうございました！
多少痛いですけど、平気です！」
「そうか？ならいいけどよ。」
「お大事にな。」
「気をつけろよー。」
そのまま白鳥沢の人達は天童さんを回収していってくれた。牛島さんは向こうで1人先に食べていた。マイペースだな。
「？白布は行かないのか？」
「……ここに座ったらダメなわけ？」
「あ、いや、どうぞ！」
白布はそのまま俺たちの隣に座る。
「「ツンデレか。」」
双子がボソッと呟いていたのが聞こえたが、俺もそう思う。
その後、もう1人川西というやつも来て、一緒に朝飯を食べることになった。
「どーもー、1年川西太一でーす。」
川西は結構雰囲気が角名に似てる気がした。ポジションも同じミドルブロッカーらしい。
「……なぁ。」
朝飯を食べ終え、片付けていると白布が俺と角名におずおずと話しかけてきた。
「「？」」
「……今日は勝つ。」
白布の言葉に俺と角名は軽く顔を見合わせたあと、
「「ん。」」
と言って、拳を出し、3人でコツンと合わせた。
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あやぴよ(プロフ) - まる｡さん» わぁー！本当ですか！嬉しいです！ユーリ!!! on ICE面白いですよね！暖かいコメントありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年4月1日 0時) (
レス) id: c6e79c7a65 (このIDを非表示/違反報告)
まる｡(プロフ) - この作品を見てからユーリ!!! on ICEに興味を持ち今日イッキ見してどハマりしました。こんなにいい出会いをもたらしてくれたこの作品と主さんに感謝しています！本当ありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 2b9bd48e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴよ | 作成日時：2020年3月21日 0時
