勘違い ページ22
俺はことのあらましを全て話した。
「すんませんでしたぁ！！！！！！！！」
侑は盛大に牛島さんに謝っていた。
「いや〜、ほんとフフッ、若利君の胸ぐら掴むなんてフフフッ度胸あるよネ…！」
天童さんは話を聞いて爆笑していた。未だに笑っている。
「笑い事じゃねえ、天童。」
「あぁ、何があったのかと思ってびっくりしたな。」
「今日は心臓に悪いことばかりだな。」
俺は白鳥沢の人達に甲斐甲斐しく手当してもらった。
そこへ信介くんを連れた角名もやってきた。主将は監督と相談中だったようで、信介くんを連れてきたそうだ。
俺は2人にも経緯を話す。
「つまりお前の不注意で他校の人に迷惑かけたっちゅう事やな。」
「はい…。すみません…。」
現在俺は信介くんの正論パンチを受けていた。
「侑も確認もせんでお前の勘違いで他校の人に手ェ出したっちゅうわけやな。」
「はい、すんません…。」
侑も俺と同じく正論パンチを受けていた。
「いや、全然怒ってないのに怖すぎナイ！？」
「向こうはああやって1年しつけてんのか…。」
「うちは監督が怖いからな。」
「あんま俺らは怒ったりしねぇよな。」
「うちの1年がすまんかったな。俺からも謝るわ。」
「いや、気にしていない。」
「ウンウン、面白かったからオッケー！」
「天童！いや、大したことなかったからよかったぜ。」
「迷惑ってほどでもなかったしな。」
「次からは気をつけろよー？」
「はい、迷惑かけてすみませんでした。手当てもありがとうございます。」
「俺も勘違いして怒鳴ってすんませんでした！」
俺と侑も2人して謝った。
そうして俺らは白布含めた1年で夕飯を食べることになった。天童さん以外の白鳥沢の人達は遠慮して向こうで食べると言っていた。
信介くんはもう食べたからと先に戻っていった。
「お前でこ大丈夫なの？」
角名が俺のでこを見ながら言う。
「あぁ、手当てもしてもらったし、もう大丈夫！」
「…気をつけなよ。」
白布はそう言って呆れたような顔をしていた。
「まさか興奮して机に頭ぶつけるなんて誰も思わんわな。」
「ほんま。それを勘違いするとも思わんわな。」
「お前も勘違いしとったやろサム！！」
「お前と違って手は出してへんもん。な、銀島。」
「お、おう…。」
((出しそうにはなったけどな…。))
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あやぴよ(プロフ) - まる｡さん» わぁー！本当ですか！嬉しいです！ユーリ!!! on ICE面白いですよね！暖かいコメントありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年4月1日 0時) (
レス) id: c6e79c7a65 (このIDを非表示/違反報告)
まる｡(プロフ) - この作品を見てからユーリ!!! on ICEに興味を持ち今日イッキ見してどハマりしました。こんなにいい出会いをもたらしてくれたこの作品と主さんに感謝しています！本当ありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 2b9bd48e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴよ | 作成日時：2020年3月21日 0時
