白布side3 ページ2
結局何だかんだで練習に付き合う羽目になった。
「俺、角名 倫太郎、1年。」
「同じく1年、銀島 結や！」
「1年、白布 賢二郎。」
残りの2人とも軽く自己紹介する。
マジで何してんだろ、俺……。
「白布はポジションどこ？」
「セッター。」
「お、だったら俺とサムと銀対ルカと角名とけんじろーくんな！」
「よっしゃ、負けへんで。」
「やるからには勝つで！」
勝手に決めて勝手に始める宮侑。
意気込む宮治と銀島。
それに対して俺たちのチームは…。
「まぁ、がんばろ。」
「おー。」
「……………。」
テンションひっくいな、おい。
「んじゃ、行くで〜。」
3対3は宮侑のサーブから始まり、それをプリセツキーがレシーブする。それを俺が角名に上げ、角名がスパイクを打つ。そこに宮治のブロックが跳んでくるがストレートで角名が抜く。
「止められへんブロックはブロックとちゃうぞ！」
「分かっとるわ！」
宮侑が宮治に怒鳴る。
「トス、良かったよ。打ちやすかった。」
ふと、角名に声をかけられた。
「……そ。」
その後もラリーは続く。
お互い点をとったり、とられたりして両者1歩も譲らない。
というかこいつらめちゃくちゃ上手い。
決めた思っても上げられるし、ブロックもコースを読んだかのように跳んでいる。
気づけば俺は夢中でプレーしていた。
「次のセットとった方が勝ちやで！」
1セットずつとり、最終セット。
かなり体も温まってきた。というか暑っつい。
でもそんなこと気にしていられないくらいには楽しかった。
「おし、行くよー。」
プリセツキーからサーブが始まろうとした瞬間。
「お前らええ加減そろそろ終わらんと食堂閉まるで。」
稲荷崎の2年？の人がやってきてそう言い放った。
「え！？あ、やば！？もうこんな時間やん！続きはまた明日な！」
「俺のメシ………！！！！」
「北さんありがとうございます！」
相手チームの3人はそれぞれその北さんとかいう人に挨拶して急いで体育館を出ていくが……。
「おい、お前ら！！片づけ！！！」
「全然聞こえてないね。」
「はぁ…………。」
どうやら残った俺たちが片づけてから行かなければならないらしい。
「くっそ、明日の片づけは絶対あいつらにさせる。」
「そだね。」
「それがいいと思う。」
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あやぴよ(プロフ) - まる｡さん» わぁー！本当ですか！嬉しいです！ユーリ!!! on ICE面白いですよね！暖かいコメントありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年4月1日 0時) (
レス) id: c6e79c7a65 (このIDを非表示/違反報告)
まる｡(プロフ) - この作品を見てからユーリ!!! on ICEに興味を持ち今日イッキ見してどハマりしました。こんなにいい出会いをもたらしてくれたこの作品と主さんに感謝しています！本当ありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 2b9bd48e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴよ | 作成日時：2020年3月21日 0時
