櫻【刀剣乱舞・鬼滅の刃】 (ページ8)

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「真黒君には鬼舞辻無惨が倒されるまで大正時代を監視する必要があるんだ。それに真黒君の目的の鬼殺隊の存在証明もさせる為にね。」加治木

『そうですね。』

「鬼舞辻がどう死んでいったか記録にないし映像も取得できない。もしかしたら時間遡行軍が鬼と手を組んで見えないようにしたのかもしれない。」加治木

「時間遡行軍と鬼が手を組んだ？なにそれ。」蕨

「あくまで仮説だ。とりあえず、時間遡行軍と検非違使の反応が出ていて鬼殺隊に時間遡行軍らの存在を知られたら大変だ。(知られても記憶を消せばいいけどかなり重労働でめんどくさい。)」加治木

「鬼みたいに弱点らしい弱点なんてねぇし、鬼の条件と一緒なのは、倒されれば灰のように消える(・・・・・・・・・・・・)くらいだな。」栗原

「それに時間遡行軍・検非違使(彼ら)は硬いですし、一撃で仕留めるなんて到底出来ませんわ。」阿久根

「練度の高い私の御手杵だって検非違使には二回突かないと倒れなかったのに、薬研はともかく真黒は切れないでしょ！？」飯山満

『切れないことはないです。ただ全身が痺れるだけで。』

「そう。真黒君は何故か切れるんだよね、現代じゃ実践刀から美術品になった日輪で。鬼殺の魂というかなんというか…。」加治木

日輪刀に神様が宿っていたら、なんて考えた事がある。色変わりの刀(・・・・・・)、鍛冶屋が鍛えた刀は主人事に色が違う。そのためか美術品になった。刀が主人を選ぶ、主人が刀を選ぶ。そういうことだろう。ある日、時の政府は日輪刀実装させるべく、日輪刀について情報提供を呼びかけたが、収穫は無し。もちろん俺の所にも政府が来た、300年以上経っても日輪刀が綺麗な状態で保管されているからだ。なぜこんなに綺麗にされているか、それはご先祖さま(竈門炭治郎)の命の恩人の様なものだから。ご先祖さま(炭治郎)がいなければ俺もいない。命の無限の樹形図を保てているのは日輪刀のおかげだ。俺の所には日輪刀が2振りある。1振りは言った通りご先祖さま(炭治郎)の刀、もう1振りは10歳の誕生日に鍛冶屋から直接父に買って貰った刀。
話を戻そう。日輪刀に神様が宿っていたら、やはり鬼殺隊と同じ格好をしているのだろうか。それとも使っていた本人、選んだ自分と同じ姿をしているのだろうか。気になることだらけだ。
そうこう考えてるうちに会議が終了した。