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現地の人に捕まった為、刀剣男士との出陣は一時謹慎を命じられた。接触は構わないが絆されるなと言われた。

「おーい、あるじー。そろそろ稽古の時間だ。」同田貫

『分かった、今行く。』

勘のいい人はもう分かっていると思う。刀剣男士と共に戦闘する審神者の事を。真黒は日輪刀を振るうが、ある人は槍を持ったり、薙刀を持ったり、はたまた素手で格闘したり(鎧も殴り壊すからゴリラなんじゃないかと)…。

真黒は幼い頃から同田貫や岩融、山伏などの刀剣男士に稽古を付けてもらっている。鬼殺隊が使っている呼吸は…知らない。名前だけしか知らない。炭治郎の日記は酷く傷んでいて殆ど読めない状態だ。時の政府の力も借りてるが進捗は無し。呼吸はとうの昔に諦めた。けれど5年前に石灯籠を斬った、斬れたことが不思議で仕方ない。全集中の呼吸というものが知れず身に付いていたのだろうか。

「主、まずは俺から1本取ってみろ。極の2振りと大人数でやるのはその後だ。」同田貫

『今度こそ取る!』

いつも先陣を切る同田貫だが、刀剣男士と共に戦う主のために頭を使い、鍛錬を行う。

「甘い!」同田貫

背が隙だらけで背を強く叩かれ全身が地面に強く打つ。

『まっ、まだまだァ!』



何回背を叩かれたりデコピンされたりしただろうか、稽古を初めて2時間。今日も1本取れずに素振りを1000回する。

『997、99…8、999…、1000…!』

「あ、あの、お疲れ様です、あるじ様…。」

声の主は五虎退。ボトルに入った麦茶とコップを持ってきてくれた。

『ぷはぁ…身体(からだ)中に染み渡る…。』

「主様、主様はどうして刀を振るうのですか?」五虎退

『鬼殺隊に憧れてたってのもあるけど、やっぱりみんなが傷付くのが見ても立ってもいられなくてさ。』

手入れをすれば治る傷。だけど、生傷が絶えずに帰ってくる刀剣男士を迎えるのは心に来るものがある。

『よーし!また素振り1000回だ!五虎退、お前もやるかい?』

「あっ、はい!主様との稽古は好きです。」五虎退

するとこんのすけがやってきた。

「審神者様、審神者様の刀剣男士の刀剣に含まれる猩々緋鉱石の資料を持ってまいりました。」

『ありがとう、こんのすけ。後でお揚げあげようね。』

「はぐぅ〜ありがとうございます審神者様〜。」

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設定タグ:刀剣乱舞 , 鬼滅の刃 , 男主   
作品ジャンル:SF
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作者名:ゆずしー | 作成日時:2020年1月13日 14時

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