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「入れ替わっとるぅ？？？」
コクコク、と2人揃って頭を縦に振る。
「確かにそんな節があったような、なかったような。」
「ほんまやって！！」
「ほんなら今、侑がAで、
Aが侑ってことなん？」
「まぁ、せやな。」
「.......ふーん」
「まだ怪しんどるん？」
「そらそうやろ、ありえへんもん
そんな漫画みたいなこと。」
「.......今日のAの下着の色」
「...................青」
目を逸らして私は答える。
姿は侑の私が。
「.............正解や」
そして気まずそうに肯定する侑。
私の皮を被った侑である。
「.......信じるわ」
「まぁそんな恥さらしてまで嘘つかないだろうしね」
「もぉいっそ殺してくれ.......頼むでほんま」
えんえん、と泣き真似をすれば治に
ガチトーンでキッショ、と吐き捨てられた。
「せやったわ、スマン。
ツムがいまAなんやもんな。」
と気を遣われた。
「そんで事に乗じてキスしようとしてたわけ？」
「ちゃうくて！それやったら
うわ！入れ替わっとる〜！
みたいなマンガあったやん！昔！」
「.......バカなの？」
「そんなこと言うたらこの状況自体がバカやん」
「.......それもそうだね」
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作者名：みやこ
| 作者ホームページ：http://uranai.
作成日時：2020年3月12日 16時
