尊敬する人はSEVENTEENの ページ31
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練習生 A side
Aさんの指導を受けて数ヶ月が経った。相変わらずのカッコ良さだが目にクマが出てきた気もする。
ほかの練習生に聞くと"ウジ先輩に会えないからじゃない？"と言われたけどしっくりとした答えはまだ出ていない
「あれ？こんなに遅くまで練習？」
ダンス部屋で練習してるところにAさんが入ってきた。1対1で話したことがなかった為、手に汗を握ることになる。
『は、はい。来週の曲を』
「そっか。邪魔しちゃったね」
『いえ！休憩を取ろうと思ってたんです』
「あ、じゃあこれ飲む？」
そう言ってペットボトルを差し出してくれた
「間違えて買っちゃって笑」
『ありがとうございます』
水を間違えることがあるのか疑問に思ったが喉は渇いていたし、ありがたく受け取り冷たい水を火照った身体に流し込む。
「Aくんは尊敬してる人っているの？」
『僕ですか？』
突然聞かれた問に若干戸惑う
「うん、ロールモデル笑」
『SEVENTEENのウジさんです』
すんなりと言葉にすることが出来た
「本当に？絶対喜ぶよ」
これはAさんの前だから媚びを売ったという訳ではなく
紛れもない事実である。
幼少期の頃から見てたSEVENTEENさん達
入りはお姉ちゃんがファンだったからだけど練習生になってからダンスの連帯感と歌のクオリティに圧倒された
中でもウジさんはプロデューサーでもあり、最初の頃3つのうちどこのチームに入るかと言われていたほどの能力の持ち主
実際歌もダンスも完璧なのだから当然だ
「かっこいいもんね」
『ウジさんって』
「うん」
『弱点とかってあるんですか？』
映像や観客席からでしかみたことの無い大先輩 自分の目に映るウジさんはいつも完璧で いつまでも手に届かない存在だ
そんな人に弱い所なんてあるのだろうか
「あるけど、ない！笑」
『はい？』
「弱いところなんて皆あるよ笑 デビューしたての頃なんて特に。でも歳をとるにつれて弱い所を隠すことが上手くなるの。だから､､､あるけど"見え"ないってのが正しいか。うん。」
『､､､』
「アイドルって凄いよね」
遠い目をしていたAさんが立ち上がる
「応援してるよ、○○くん」
そう言ってこの部屋から出ていった
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都(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡これからも小話でバレンタインとか記念日等の投稿もしていきたいと思うので楽しみにしててください♡ (2023年3月30日 21時) (
レス) id: 03ec5c1688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ラスト（ ; ; ）しあわせ！「おわり」ってありますがその後もとても気になります(/ _ ; )♡素敵なお話をありがとうございました！ (2023年3月30日 7時) (レス) @page36 id: b704e8a096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：都 | 作成日時：2023年3月22日 0時
