思惑 ページ49
Aside
『流石プロヒーロー。世間からの信頼は得てるって訳か。』
真白｢世間に比べたらたかが学生。ヒーローに憧れてるヤツら。警戒心ゼロで近づいてくる。｣
『自ら志願したんだ。ちゃんとやる事やってくれよ。ドクターの研究の為にもな。』
真白｢勿論。抹消の“個性”は私が手に入れる。どんな手を使っても。例え生徒達を…相澤消太を殺しても…ね。｣
A｢！？｣
今なんて……。生徒を…？相澤先生を……殺す……？
真白｢この役目を果たしたら私もヴィラン連合に認めてもらえるのかな？｣
『果たしたら…な。』
真白｢はいはい。｣
ピッ。
ヴィラン連合…！真白さんはヒーローを騙ったヴィランなのか…！？
今、私に出来ることは…！！
真白｢さて…A組の寮に戻って…視察しますか。｣
ザッ。
A｢させない…！｣
真白｢あら…。聞かれちゃったかしら？｣
A｢ヴィラン連合と繋がりがあるんですか…！相澤先生に近づいたのは、わざわざ校長に許可貰ってココに来たのは……！｣
真白｢…はぁ。バレちゃったなら仕方ないね。｣
！否定しないのか…。
ビュッ。ズバッ。
A｢っ…！？｣
氷の刃が頬を掠めて血が流れた。
真白｢私の前に立つって事は…止めるつもりなんでしょ？…勝負だね。プロヒーローの私をたかが学生が止められるかな？｣
A｢止めるしかないなら…何がなんでも止める…！｣
真白｢ふふ、流石。ココじゃアレだし…場所移動しよっか。｣
勝てばいいんだ。勝つことでしかこの人は止められない。
ツウッ。
頬から血が流れ落ちる。
A｢……。｣
氷の刃…。あの人の“個性”か。いきなり攻撃してくるとか…。
この人は…本当にヒーローじゃないんだ…。
1-A寮
｢｢｢ごちそうさまー！｣｣｣
ガヤガヤ。
上鳴｢食った食ったー！！｣
切島｢風呂行こーぜ！｣
麗日｢…あれ？｣
轟｢どうした、麗日。｣
緑谷｢麗日さん？｣
麗日｢あれ、Aちゃんとスノーさん？｣
芦戸｢あ、ホントだ！遠いから何話してるか分かんないけど…何か深刻そう？｣
瀬呂｢つーか、あっち運動場じゃね？こんな夜遅くに何しに…｣
｢｢｢うーん……？｣｣｣
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麻央 - 夢主のお父さんの名前、私のお父さんと一緒でビックリしました！なんだか運命を感じます！ (2021年9月11日 21時) (
レス) id: 2c49d42b1f (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - めっっっちゃ面白いです！更新頑張ってください！待ってます！ (2021年9月10日 20時) (レス) id: 5223f4fba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2021年9月6日 19時
