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no-side
ゴォォォッ。
冥｢おい！何だこれは！｣
研究員｢わ、分かりません！突然知らない“個性”が暴走して…！｣
愛衣｢早くアイツを止めて！！｣
A｢あああああ！！！！｣
ドォォンッ。
冥｢なんだ…！？“黒炎”の“個性”はまだAには渡してないはずだろ！ ｣
愛衣｢……はっ！あの男しかいない！｣
冥｢！…“オール･フォー･ワン”か！クソッ！おい廖！アイツを止めてこい！役立たずでもそれくらい出来るだろ！｣
廖｢で、きる…。父さんと、母さんの。ためなら…。なんだって…！｣
ザッ。
冥｢そうだ！行け！！｣
廖｢A…何でおまえなんだ…。僕は見捨てられ、何で…おまえだけ！！死ね！！｣
ドォォンッ。
A｢うぉぁぁぁ！！｣
ゴォォォッ。
廖｢うぎゃぁぁぁぁ！！？｣
廖は黒炎に焼かれた。
冥｢おい！繋がったか！？｣
研究員｢は、はい！｣
ザザッ。
AFO『一体どうしたんだい？夜神くん。』
愛衣｢アンタ！勝手にAに“個性”渡したわね！？なにしてんのよ！｣
AFO『はて…。なんの事かな。しかし…その慌てようからしてとても素晴らしい力のようだね？』
冥｢とぼけてんじゃねぇ！暴走してんだよ！！どうするつもりだ！このままじゃ俺達が死ぬだろうが！｣
AFO『ふふ…。本当に素晴らしい。夜神A、君の力が必要だ。』
愛衣｢何を言って…！！｣
AFO『“ソレ”は君達の子だろう。躾くらい君達でやらなければね。僕は事の顛末を見守るとしよう。』
ブチッ。
研究員｢ど、どうしましょう！？｣
冥｢……殺せ！！親に歯向かうヤツは殺せ！！｣
愛衣｢そうよ！！要らないわ！こんなヤツ！｣
A｢あ、ああ……！！殺す……？｣
ヒュッ。ドスッ。
冥｢ぐふっ……！？｣
冥の身体を小さな手が貫いた。
愛衣｢冥！！｣
冥｢能力強化……、ここまでとは…。｣
ドサッ。
ヒュッ。ドドドドッ。
｢ぐわっ！？｣ ｢うあ！？｣ ｢ぎゃああ！？｣
ドサドサドサッ。
一瞬で研究室は真っ赤に染まった。
愛衣｢い、いや……！バケモノ…！！｣
ドスッ。
愛衣｢がぁ……！？｣
ドサッ。
A｢…………。｣
血に染まり黒炎が燃え盛る部屋で、ただ独りの少女が立ち尽くしていた。
その姿は返り血で真っ赤に染まっている。
ふと、少女は我に返る。
A｢え……？｣
目の前の光景に愕然とする。そして生々しい感触が残る手を見て確信する。
自分がこの光景を作り出したのだと。
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麻央 - 夢主のお父さんの名前、私のお父さんと一緒でビックリしました！なんだか運命を感じます！ (2021年9月11日 21時) (
レス) id: 2c49d42b1f (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - めっっっちゃ面白いです！更新頑張ってください！待ってます！ (2021年9月10日 20時) (レス) id: 5223f4fba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2021年9月6日 19時
