体力テスト ページ5
Aside
初っ端から先生よりも遅く教室に着いてしまった。多分雰囲気的に後で呼び出しくらう気が。
まあ何はともあれ今は個性把握テストの時間。
クラスのメンツをパッと見たら入試の時に見た顔もいる。
相澤｢よし。トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう。｣
｢｢｢はぁぁぁぁ！！？｣｣｣
担任はニヤリと笑いこう続けた。
相澤｢生徒の如何は先生の“自由”。ようこそ。これが雄英高校ヒーロー科だ。｣
おおお…。初日に除籍処分…。それは怖い怖い。
相澤｢“Plus ultra”さ。全力で乗り越えて来い。｣
おおお…！良い！かっこいいな。Plus ultra。
そして個性把握テストは進んで行った。
第5種目･ボール投げ
ん〜、どんくらいかな〜。ん〜。
キィンッ。
A｢そりゃ！！｣
ビュンッ。
相澤｢…。｣
｢おおすげぇ！かなりいったんじゃね！？｣
ピピッ。
記録･1000.0m
｢1000！？やべぇな！女子なのに凄すぎだろ！｣
｢ジャストってのもすげぇな！｣
おお〜。ま、こんなもんか。
A｢あ。｣
麗日｢あ！｣
A｢いや〜、やっと話せたね。教室入った時に気づいたけどノンストップでここまでやってたからさ。｣
麗日｢凄い目立ってたよ！私麗日お茶子！よろしくね！｣
A ｢櫻間A。よろしく。｣
飯田｢俺は飯田天哉だ。よろしくな、櫻間くん。｣
A｢うん。あ、あと爆豪でしょ？｣
爆豪｢あ！？いきなり呼ぶんじゃねぇよ！｣
うわー、凄い理不尽。
A｢ま、いいや。今からボール投げやるのが緑谷か。｣
飯田｢緑谷くんはこのままだとマズいぞ…？｣
爆豪｢ったりめーだ。無個性のザコだぞ！｣
…無個性？無個性で受験合格できるものなの？
相澤｢“個性”を消した。｣
｢｢｢！？｣｣｣
相澤｢つくづくあの入試は…合理性に欠くよ。おまえのような奴も入学出来てしまう。｣
緑谷｢消した…！あのゴーグル…そうか…！｣
A｢あ〜やっぱり。｣
緑谷｢抹消ヒーロー ･イレイザーヘッド！！｣
イレイザーヘッドで間違ってなかった。見た時びっくりしたけど。オンとオフの差が激しすぎるわ、この人。
緑谷はイレイザーに何か言われた。
顔つきが変わった。
記録は705.3m
緑谷の人差し指は酷く変色し腫れ上がっていた。
随分とリスキーな“個性”だなぁ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 595人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るる - ドンッや、ビュンッ、ピピッ、ドーン、など漫画では絵と一緒に使われるため良いのですが，小説だとわかりにくいため、効果音だけではなく説明のようなものも一緒に書いたらもっと良くなると思います！応援してます。 (2021年12月17日 7時) (
レス) @page5 id: 0a5fd7e3a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：嶺真 | 作成日時：2021年9月3日 17時
