カケラ2 ページ32
相澤side
保健室
リカバリーガール｢細かな火傷は多いけど、特に問題ないよ。疲れて眠ってるみたいだ。私は1度席外すから、この子の事見ててやんな。｣
相澤｢はい。ありがとうございます。｣
バタン。
A｢……。｣
スッ。
櫻間が寝ているベッドの横に椅子を置き座る。
相澤｢……。｣
あの“黒い炎”…。櫻間の“個性”は能力強化だけじゃ無いのか…？
違和感ってのはあの炎のことだったか。
相澤｢あんま…心配かけさすなよ…。｣
Aside
ゴォォォッ。
A『！』
目の前が燃えている。真っ黒に燃えている。
ここは一体…。
『君の力が必要だ。』
『い、嫌だ…！！こんな力…！』
A『！？』
顔にモヤがかかって誰か分からない。
1人は若い男。1人は小さな少女だ。
あの少女はもしかして…。
『今更何を躊躇う。』
『や、やだ……！！』
『君はその力で“ ”を殺めているだろう。』
『嫌っ！！！』
ドクンッ。
A『っ……！？』
今何て…。殺めて…って…。
ズキンッ。
ゴォォォッ。
私は“黒い炎”に包まれる。
A『く、苦しい…！』
痛い…！ここは一体何なんだ…！？
相澤side
A｢うっ…！ううぅ…！！｣
相澤｢！櫻間…おい…。｣
突然うなされ始めた。
夢でも見てんのか…？
バタバタ。ガラッ。
緑谷｢先生！櫻間さんの様子は…。｣
麗日｢Aちゃん大丈夫なん…？｣
相澤｢緑谷、麗日、リカバリーガール呼んでこい。様子がおかしい。｣
緑谷･麗日｢！は、はい…！｣
リカバリーガール｢熱があるね。それもかなり高熱だ。怪我は治せるがコレはどうしようもない。下がるのを待つ事しか出来ないよ。｣
緑谷｢そ、そんな…！｣
麗日｢Aちゃん…辛そうやわ…。｣
リカバリーガール｢薬を飲ませることが出来れば良いんだけどねぇ…。｣
相澤｢…分かりました。薬は俺が何とか飲ませます。とりあえず帰りのHRがあるので一度外します。緑谷、麗日教室戻るぞ。｣
緑谷｢あ、はい！｣
リカバリーガール｢私もこの後少し外す。少しの間1人になっちまうが…仕方ないね。とりあえず氷嚢を乗せておこう。｣
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るる - ドンッや、ビュンッ、ピピッ、ドーン、など漫画では絵と一緒に使われるため良いのですが，小説だとわかりにくいため、効果音だけではなく説明のようなものも一緒に書いたらもっと良くなると思います！応援してます。 (2021年12月17日 7時) (
レス) @page5 id: 0a5fd7e3a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2021年9月3日 17時
