カケラ ページ17
Aside
飯田｢皆！素早い行動を！早くバスから降りるんだ！｣
切島｢張り切ってんな〜。｣
上鳴｢な〜。｣
芦戸｢あれ！あれれ！｣
麗日｢あ、Aちゃん寝とる。｣
相澤｢おまえたちは先行ってろ。俺はコイツ起こしてから行く。｣
スタスタ。
耳郎｢Aってばすごいね〜。ウチだったら先生の隣なんて緊張して何も出来ないわ。｣
芦戸｢確かに！しかも相澤先生の肩に寄りかかって寝てたからね！何か縛られてたけど。｣
梅雨｢ケロ。やっぱり2人は仲良しなのね。｣
相澤side
捕縛布で縛ってるにも関わらず、隣にいる櫻間は呑気にも寝だした。
コイツ…この状況でよく寝れるな。
入学してから…いや入学前に行った試験から何かと目立っているコイツは案の定手のかかるヤツだった。
入学初日から遅刻。それからまだそんなに日が経ってないにも関わらず既に何回もこうして捕縛布で縛ってる。
コツン。
相澤｢おい…。｣
俺の肩に寄りかかってきた。無意識かよ。
A｢ん……。｣
…何だ。夢でも見てんのか？
櫻間の表情は険しかった。
常日頃ヘラヘラしてるコイツの本当の素顔を俺は…まだ何一つ知ってはいない。
相澤｢……。｣
ポンッ。
Aside
夢を見た。ボヤけて視界がハッキリしなかったが、ソレは確かに知ってるモノだった。
『ど、どうして……。』
『それでいい。それも君の力だ。』
『い、いやだ…！私はこんなの知らない…！私の力は…！』
目の前が赤いモノで真っ赤に染まった。
『間違ってなんかないよ。大丈夫。』
『僕たちは…ずっとAの味方だから。』
暖かい何かが頭に触れた。
相澤｢おい！｣
パッ。
A｢はっ！…ん、あれ！？｣
相澤｢……。…もう着いたぞ。｣
A｢うぇ！マジすか！すみません！｣
タタッ。
相澤｢…。｣
あの夢は一体……。
ズキッ。
A｢っ…！｣
何だっけ…記憶が…曖昧だ。
ポンッ。
A｢！｣
相澤｢櫻間、大丈夫か？｣
A｢あぁ…はい。すみません。いつの間にか寝ちゃってて。大丈夫ですよ！急ぎましょ！｣
タタッ。
相澤｢……。｣
相澤先生に頭を撫でられると…心が落ち着く自分が居る。
A｢何だろ…コレ。｣
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るる - ドンッや、ビュンッ、ピピッ、ドーン、など漫画では絵と一緒に使われるため良いのですが，小説だとわかりにくいため、効果音だけではなく説明のようなものも一緒に書いたらもっと良くなると思います！応援してます。 (2021年12月17日 7時) (
レス) @page5 id: 0a5fd7e3a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2021年9月3日 17時
