準備2 ページ45
Aside
さて…、私は氷花火の練習しますかー。
ゴォォッ。
A｢うりゃ！｣
ドッ。
氷の中心めがけて刀を刺す。そして刺した刀から黒炎を氷の中に流し込む。
ドバァァンッ。
氷は花火のように粉々に弾け飛んだ。
A｢うんうん。我ながら良い出来だ。｣
この演出ならエリちゃん、喜んでくれるかな。…笑ってくれるといいな。
A｢…サーにも、見て欲しかったな。｣
ボソッ。
つい零れてしまった。ソレを言ったら、キリがないのに。
まあでも…きっと…空から見てくれてるよね。サーも…父さんも。
スタスタ。
A｢ん？｣
この足音は…
ザッ。
相澤｢お、いた。｣
A｢相澤先生！｣
林の中から現れたのは相澤先生だった。
A｢何でここに？｣
相澤｢麗日に会ってな。ここら辺で練習してるって言ってたから様子見に来た。｣
わざわざ来てくれたのか。
相澤｢順調か？｣
A｢そりゃもう！バッチリですよ！｣
相澤｢へぇ。｣
A｢ステージ見に来た全員のド肝を抜いてやりますよ！｣
爆豪が言ってたもんね。雄英全員…音で殺るって！
見てろ普通科、その他連中！腰抜かすレベルの演出やったるわ！
相澤｢そりゃ楽しみだ。…ん。｣
スッ。
A｢ん？｣
相澤先生は袋を差し出した。
ゴソッ。
袋の中を見るとおにぎりが入ってた。
A｢おにぎり…｣
相澤｢どうせ今日もろくなメシ食べてないんだろ？食え。｣
私の食生活がバレている…。
A｢いやいや…流石におにぎり4個は多すぎますって。食えない食えない。｣
なんで4個も…。
相澤｢ランチラッシュのとこからテキトーに持ってきたんだ。全部違う具だぞ。｣
A｢そーいう問題じゃ……あ。じゃあはい。｣
スッ。
私はおにぎりを2個、相澤先生に渡した。
A｢一人じゃ食べれないんで先生も一緒に食べましょーよ。｣
相澤｢いや…、コレはおまえに持ってきたから…｣
A｢相澤先生もどうせゼリー飲料で済ましてるんでしょ？だからはい！食べましょー！｣
相澤｢…ったく。分かったよ。一緒に食べるか。｣
A｢よし！｣
ストッ。
私たちはその場に座っておにぎりを食べる。
モグモグ。
A｢ん！んまい！｣
流石ランチラッシュだな〜。
A｢あ、しゃけだ。先生は？｣
相澤｢ツナマヨ。｣
A｢ツナマヨも美味しいですよね〜。｣
相澤｢ああ。｣
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なな(プロフ) - 面白すぎて一気に読んじぁいました！続き楽しみに待ってます！！ (2022年3月20日 11時) (
レス) @page40 id: 3ff4e36bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2022年2月5日 20時
