幕間3 ページ25
Aside
A｢良いじゃん。それだけなりたいモノがハッキリしてるなら。あ、だって心操の“個性”なら災害救助で大活躍じゃん！私の“個性”じゃ出来ないことが心操には出来る。…羨ましいね！｣
ニコッ。
心操｢！…はっ、そうかよ…。ホント…ヒーロー科ってのは…緑谷も、アンタも…｣
A｢？｣
マイク｢良いこと言うじゃん？櫻間。｣
A｢思ったことを言っただけですよ。…あ！それより早く行きましょうよ！昼休み終わっちゃう。飲み物奢ってくれるんでしょー？｣
マイク｢へいへい。わかってるよ。｣
心操｢…イレイザー。｣
相澤｢何だ。｣
心操｢俺もいつか…櫻間と同じステージに立てるんでしょうか。あんな…太陽みたいな存在と同じように…ヒーローを目指してもいいんでしょうか。｣
相澤｢…自分に自信が持てないか。｣
心操｢…。｣
相澤｢なら…、櫻間。｣
A｢はい？｣
何だ？今日は怒られるようなことしてないけども。
相澤｢今日の放課後、心操と戦え。｣
心操｢！？｣
A･マイク｢！｣
私が？心操と？
心操｢ちょ、イレイザー…いきなり…！｣
マイク｢ヒュー？何だか面白い展開になってきたな。｣
相澤｢今のおまえのレベルを知るには充分過ぎる相手だ。櫻間はヒーロー科1年でトップの成績の生徒だからな。｣
A｢お？相澤先生が珍しく褒めてくれてる？｣
相澤｢素行は最悪だがな。｣
ギロッ。
A｢う…！ソレは否定できない…！｣
相澤｢強制はしない。やってもやらなくてもどっちでもいい。おまえが決めろ、心操。｣
心操｢っ…！｣
マイク｢イレイザーは相変わらず厳しく生徒にあたるねえ〜。櫻間は？心操と戦うのいいのか？｣
A｢私はどっちでも〜。｣
相澤｢今おまえに足りないモノ、おまえ自身が一番分かってるはずだぞ。｣
心操｢……やります。今日の放課後、ですよね。やらせて下さい！｣
A･マイク｢おお〜。｣
相澤｢じゃあ放課後、運動場γに来い。櫻間も、良いか？｣
A｢了解です。｣
相澤｢心操、ちゃんと準備して来いよ。｣
心操｢はい…！｣
キーンコーンカーンコーン
A｢あっ！？昼休み終わってしまった！｣
マイク先生に飲み物奢ってもらうはずが…！
マイク｢今日の放課後、観戦ついでに飲み物持ってくよ、櫻間。｣
A｢お、やった！じゃ、心操、また放課後。｣
心操｢あ、ああ…。｣
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なな(プロフ) - 面白すぎて一気に読んじぁいました！続き楽しみに待ってます！！ (2022年3月20日 11時) (
レス) @page40 id: 3ff4e36bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2022年2月5日 20時
