天才で、問題児で。 5【ヒロアカ】 (ページ21)

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演出ページ21

Aside

ザッ。

A｢よーし。轟、氷出して〜。｣

轟｢ああ。…こんなもんか。｣

パキィンッ。

切島｢おお！デケェ！｣

瀬呂｢麗日！その氷と櫻間にタッチ！｣

麗日｢うん！いくよ、Aちゃん。｣

A｢はいよー。｣

パシッ。

お茶子が私にタッチする。

フワァ〜…

おお！凄い！コレが無重力か！
うまく刀振れるかな…。

切島｢櫻間ァ〜、その状態で良い感じに氷斬れそうか？｣

A｢やってみるよ。見てて！｣

ただ黒炎刀を振り回すだけじゃ物足りないよね。楽しんでもらうためには…

どうせ粉々のダイヤモンドダストにするなら…こうしてみよう！

ゴォォッ。

A｢“黒炎刀･文化祭スペシャルver”！｣

ビュッ。

刀だけじゃなく、自分の身体にも黒炎を纏い、演出する。その方が見映え良いでしょ。

氷の中心めがけて思いっきり貫く。

ドッ。

A｢氷と黒炎のコラボ！必殺！氷花火！！｣

ドバァァンッ。

｢｢｢！！｣｣｣

黒炎刀で氷を貫き、花火みたく見えるようにした。貫かれた氷は綺麗なダイヤモンドダストになって散っていく。

芦戸｢すっごーーい！！｣

緑谷｢めちゃくちゃ綺麗だよ！櫻間さん！｣

梅雨｢ケロ。あの氷を花火にみたてるなんて…Aちゃん凄い発想力だわ。｣

切島｢おおお！！これスゲェ良いんじゃね！？｣

瀬呂｢この演出決まりだろ！｣

A｢やった〜。いい感じ？｣

フワフワ。

私は宙に浮きながら話しかける。

麗日｢あっ、解除！｣

スタッ。

A｢あはは、無重力だからちょっと狙いズレちゃったけど…まあまあ良いんじゃない？｣

轟｢ああ。黒炎を身体にも纏わせるのは良いな。櫻間自身も…凄い綺麗だった。｣

A｢！はは…、何か照れるな。｣

切島｢うっし！これで演出もだいぶ固まってきたな！今日はここまでにするか！｣

｢｢｢おー。｣｣｣