文化祭準備 ページ16
Aside
1-A寮
ガチャ。
A｢遅くなってごめーん。やっと補習終わりましたー。｣
麗日｢あー！Aちゃんお疲れ様〜！｣
梅雨｢本当に今日で穴埋めてきたのね、凄いわ。｣
切島｢大変じゃなかったか？｣
A｢詰め込みすぎて頭パンク寸前だったよ。｣
緑谷｢でも、これで文化祭の準備に皆参加出来るね！｣
A｢うん。…あ、結局出し物は何になったの？｣
上鳴｢生演奏とダンスでパリピ空間の提供だぜ！！｣
A｢おお！良いね。楽しそうじゃん。｣
そしてーー
深夜1時
飯田｢全役割決定だ！！｣
それぞれバンド隊、演出隊、ダンス隊に分かれた。私は演出隊。
芦戸｢Aにもダンス隊入って欲しかったんだけどな〜！｣
A｢仕方ないって。“個性”考えたら私は演出の方が適任だよ。｣
轟｢櫻間、頑張ろうな。｣
瀬呂｢明日から忙しくなるぜー！｣
切島｢皆！頑張ろーな！！｣
｢｢｢おー！！｣｣｣
翌日
昼休み
A｢…あ、しまった。またやった。｣
麗日｢Aちゃん、どしたん？｣
A｢また財布忘れちゃったよ。てことで昼ごはんはテキトーに済ますからお茶子達は食堂行っておいで〜。｣
緑谷｢櫻間さん…w｣
飯田｢忘れ物はいけないぞ、櫻間くん！｣
A｢分かってるよ。んじゃ、また後で。｣
スタスタ。
昼ごはんはゼリー飲料で済ますとして…、昼休み終わるまで何してよっかな。
A｢ん〜……。｣
プラプラ。
ゼリー飲料を飲みながら廊下を歩いて行く。
ヒソヒソ。
｢アイツ、櫻間Aじゃん。散々迷惑かけてるヤツ。｣
｢問題児なんでしょ？よく平気な顔して呑気に学校来れるよね。｣
｢おまえらのせいで俺ら普通科にも迷惑かかってるってのにな。｣
｢それでいて文化祭の出し物はライブだってよ。俺たちの為に。｣
A｢………。｣
能力強化の“個性”を使わずとも聞こえてくる。随分とわざとらしく言うね。私に聞こえるように言ってるんだろうけどさ。
ま、迷惑かけてるのは事実だしな。そりゃ嫌われますよね。
ヒソヒソ。
｢どうせヒーロー科のヤツらは自分たちが一番だと思ってんだろ。｣
｢何回もヴィランの襲撃受けて騒がれてよ。そんなに注目されたいかよ。｣
｢あそこにいる櫻間は特にそうだろ？｣
｢何が俺たちの為に…だよ。ただの自己満だろ。｣
A｢……。｣
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なな(プロフ) - 面白すぎて一気に読んじぁいました！続き楽しみに待ってます！！ (2022年3月20日 11時) (
レス) @page40 id: 3ff4e36bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2022年2月5日 20時
