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こんばんはと諸伏さん。
私は何ヶ月ぶりの彼に色々と聞きたいのを抑えて部屋に入れた。
買っておいたティーパックの紅茶にお湯を黙って注ぐ私の姿をニコニコしながら椅子で待つ諸伏さん。少し違和感というか不気味。
諸伏｢オレ忙しいのだけれど呼び出して何かな？ゼクト｣
…なるほど仕事をしすぎた頃の私に似てるのか。
しかも私から呼び出すのは珍しいから警戒されてる？
A｢ごめんなさいね、組織として貴方を呼んだけど実は違うの｣
小さなテーブルに紅茶を置く。
諸伏｢組織を絡めれば出てくる…か｣
A｢降谷さんからアドバイス貰ったんです、日苗Aの証明ですよ｣
スマホから先日4人で撮った写真を送ったメールを見せる。
私が偽物ならこんな写真は持っていない。
そして6人でお揃いのお守りイルカも出して見せた。
その瞬間緊張が溶けた諸伏さんは私の手を握った。
諸伏｢ダメじゃないか…ジンらに怪しまれなかったかい？｣
A｢可愛がられてるので大丈夫ですよ｣
私は彼の背中に手を回してハグした。
よしよし頑張った頑張った。小さな子にするように…。
諸伏｢はは、これは困ったな｣
顔は見せてくれなかったけど肩を震わせて諸伏さんは泣いていた。
探り屋の降谷さんと違って諸伏さんは殺しが多いスナイパー。
日常を守る為とはいえ人の命を時には奪わなければならない事は強い精神力がないと勤まらない。
ポツリポツリと今日こなした任務を私に話す。
警察なのにたくさん傷付けて、何人も人を殺めていること。
似合わない香水の香りの中に微かに焦げた臭いと鉄の匂いがした。
優しい諸伏さんが色々と押し殺してしがみついている。私は力になりたい。
A｢私に仕事を分けてください｣
諸伏｢それは無理だ｣
A｢もうあんなヘマはしませんし、ジンやベルモットらにも話はつけてきました｣
あとは諸伏さんの返答次第。
A｢降谷さんも心配してます｣
目を赤くした諸伏さんはわかったよ、と折れてくれた。
すぐに組織に連絡する。
ジンにライフルの使い心地が最高だと褒めつつ、早急な資金集めの提案をしたら改めてOKを貰えた。
最近のジンはまるで親戚のおじさんな感じで可愛がってくれる。
諸伏｢本当にいいの？負担にならない？｣
A｢顔に疲れたって書いてある人に言われたくないですよ！｣
諸伏さんがシャワー浴びている間にルームサービスで食事を運んで貰った。
後でグループに諸伏さんの写真載っけなきゃね。
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明里香(プロフ) - 69話、答えずらそうではなく、答えづらそうです。「〜づらい」の意味は辛いなので、そうすれば誤字を防げると思います。 (2022年6月29日 21時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
kne.hrknt （ハル）(プロフ) - 明里香さん» いいえ！むしろ逆です笑。にわかで勉強中ですし、勢いで書いてしまうので気付かないんです…。明里香さんが思っているということはきっと他の方も思ってると思うので💦 (2022年6月29日 21時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 66話にも同じ誤字があります。確認お願いいたします。 (2022年6月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 63話、擬装ではなく、偽装です。 (2022年6月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 目敏くてすみません。気分を害されたのでしたら、謝ります。61話ですが、諸伏高明の一人称は私です。すみません。 (2022年6月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kne.hrknt （ハル） | 作成日時：2022年5月9日 23時
