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解散して夜道を私、松田さん、萩原さんが並んで歩く。
まだ終電まで時間があるから酔い覚ましにと公園でまたおしゃべりした。
萩原「伊達班長も結婚か…」
先越されたなとボソリと言うと松田さんがすぐに「萩にも願望あったんだ」と笑った。
松田「彼女いたっけ?」
萩原「居ないよ、いつかは欲しいかな」
もう俺ら27歳だからねそういうの考えてもいいんじゃない?とホットコーヒーをすすりながら萩原さんが言う。
松田「へえ」
A「あ、松田さんそこ禁煙…」
松田「マジか!」
「喫煙者には生きずらい世の中だぜ…」
火を消して吸殻を拾い上げる。
そろそろ行きますかぁ!と立ち上がった。
萩原さんと別れて無言で花屋に向かう。
A「……」
松田「……」
沈黙も別に気にならなくなった。
思ってると松田さんが声を出した。
あの家がおかしいと。
松田「もうびっくりしねーよな、おかしい街に身を置いてるとな」
どうやら指名手配犯の男が他人の家に乗り込み隠れているという。
A「捜査一課って感じですね」
松田「うるせぇ、何とかして解決するぞ」
指名手配犯の相手は私がやることになり、誘き寄せてから取り押さえる簡単な作戦を話すと直ぐに散った。
…今ならあの時の4人の連携に加わっても恥ずかしくない動きが出来るかな。
ピンポーン…。
松田side
Aの言う通り周りはもう俺を爆弾処理が得意な刑事だなんて思ってない。捜査一課の方が印象が強くなってる。
<A「準備できました」>
チャイムを鳴らす。そしたら指名手配犯がこの家の主人のような感じで扉を開けた。イラッとする。
A「私、家の奥さんと知り合いなんですが…」
その時、景がAを1人で仕事に行かせたくない、心配だと言っていたのがわかった気がする。
きっと公安で仕事をする中で培ったのかわからないが、俺にもぐっと来てしまった。
ただもんじゃない色仕掛けというか…。そういうこともしてるのか?
松田「警察だァ!」
こりゃあ見てられない。さっさと捕まえよう。
俺が嫌だ。
A「呆気なかったですね」
松田「電話したから帰るぞ」
A「松田さんどうしました?」
松田「今日泊まるぞ」
A「え゛!?」
お前はマヌケ顔が似合うよ…本当に。
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明里香(プロフ) - 69話、答えずらそうではなく、答えづらそうです。「〜づらい」の意味は辛いなので、そうすれば誤字を防げると思います。 (2022年6月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
kne.hrknt (ハル)(プロフ) - 明里香さん» いいえ!むしろ逆です笑。にわかで勉強中ですし、勢いで書いてしまうので気付かないんです…。明里香さんが思っているということはきっと他の方も思ってると思うので💦 (2022年6月29日 21時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 66話にも同じ誤字があります。確認お願いいたします。 (2022年6月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 63話、擬装ではなく、偽装です。 (2022年6月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 目敏くてすみません。気分を害されたのでしたら、謝ります。61話ですが、諸伏高明の一人称は私です。すみません。 (2022年6月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt (ハル) | 作成日時:2022年5月9日 23時