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諸伏side
久しぶりに公安3人揃ったからこのまま食事に出かけた。
そこで今日あったことを零に聞かれたんだけど…。
降谷「どうしたんだ2人とも」
説明する度に鮮明に思い出してしまって顔に出てしまう。
A「こ、恋人の振りをして突破したんです!」
諸伏「そうなんだよ!渋滞以外はスムーズだった」
銃を構える必要なかった、とぎこちなく喋る2人を見て零は笑った。
降谷「2人ともそっちの経験はないみたいだな」
とても面白い。と笑われてしまった。
降谷「そのおかげで突破したんだと思うよ。良かったんじゃないかい?初々しくて」
A「降谷さん!!」
降谷「ちょっと待ってくれ、これ昔松田にもしてたろ?」
せっかくのブラックコーヒーに角砂糖が放り込まれる。
A「仕返しです!」
降谷「悪い悪い、降参だ」
年甲斐もなく喫茶店でワイワイする。
オレら3人が公安で組織に潜入しているだなんて誰も気付きやしない。
会話する零とAを横目で眺めながら、オレと似たような気持ちを持ってる松田より先に先手ができたと思うとそれは嬉しかった。
だってオレはAのことが、、、、、
ピピピピピ
A「はい」
「………わかりました、今から向かいます。場所は……」
Aの電話の相手はジンだった。
降谷「なんて言ってた?」
A「キール、ライ、私が呼び出されました」
オレも零もジンには嫌われているのかあまり連絡は来ない。Aは確かベルモットとも仲がいい。
降谷「さすがだな、気に入られるなんて」
諸伏「気を付けてね」
A「はい!」
荷物を持って警察庁の自分の車へと向かった。
残ったオレと零も会計を済ませて外に出た。
組織がノックリストを探しているらしい。
降谷「狙われる可能性があるから景も十分に気をつけてくれ」
諸伏「ああ」
オレは数日間休みを貰って仕事に復帰した。
久しぶりの警視庁に裏口から入る。
諸伏「兄さん!」
後ろ姿を見て直ぐにわかった。
諸伏(高)「景光か…随分と久しぶりだな」
「ちょっと呼び出されてな…」
諸伏(景)「じゃあこの後少し家に寄ってよ」
話したいことが沢山あるんだ。
諸伏(高)「景光よ、ボクは仕事としてこちらに来ている。すまないがまた日を改めよう」
「ひと目見れただけで十分だ、元気そうでなにより」
刑事「諸伏警部!よろしいですか?」
諸伏(高)「ああ、今行く…じゃあな景光、頑張れよ」
スタスタと離れて行く兄さん。
相変わらずで逆に安心した。
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明里香(プロフ) - 69話、答えずらそうではなく、答えづらそうです。「〜づらい」の意味は辛いなので、そうすれば誤字を防げると思います。 (2022年6月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
kne.hrknt (ハル)(プロフ) - 明里香さん» いいえ!むしろ逆です笑。にわかで勉強中ですし、勢いで書いてしまうので気付かないんです…。明里香さんが思っているということはきっと他の方も思ってると思うので💦 (2022年6月29日 21時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 66話にも同じ誤字があります。確認お願いいたします。 (2022年6月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 63話、擬装ではなく、偽装です。 (2022年6月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 目敏くてすみません。気分を害されたのでしたら、謝ります。61話ですが、諸伏高明の一人称は私です。すみません。 (2022年6月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt (ハル) | 作成日時:2022年5月9日 23時