第２章 最後の戦い；鳴上 悠�◆ ＼こΑ．撻襯愁複� ページ5
マーガレット『どういうつもりかしら？
立ちなさい。貴方はここで倒れる人ではないわ。
貴方は分かっているはずよ…
絆の本質を…絆が貴方に与えてくれるものを…
ほら耳を澄ませてみて…』
『…どうした。こんなとこで泣きべそかいてんのか？
お前が教えてくれたんだぞ、家族ってもんを。
菜々子だけで手に余ってたところへお前だ…ハハ、どうしようかと思った…
だがな…お前がいるから俺は何度だって立てるんだ…
どんなに苦しくても歯ァ食いしばってな…
お前らのためなら何度だって立つさ…父親ってのはバカなもんだな…』
『行くなよ相棒…
お前に会って変わったよ。俺の中の全部…
俺…お前で良かった。お前だったからここまで来れた…
…まだ終われないだろ？まだいけるさ…そうだろ？相棒…！』
『や、やだよ…怖いよ、キミがいないと…
あたし、こんなに臆病で…ずるくて意地っ張りで…
でもそんなあたしをキミは分かってくれた…
だから…いくらだって強くなれる』
『ねぇ…聞こえる？まだ目を閉じないで…
私達の力をあげる…最後の希望のあなたに…
お願い、もう一度だけ…立って』
『先輩、いつまで寝てる気なんスか。
先輩はそんな人じゃねぇはずだ。
こんなところで終わる人じゃ…ねぇだろ。
んなの…俺の憧れる先輩じゃねー…
立てよ…立ってもう一度…
あんたに守らせてくれよ…』
『先輩…ありがと…
私…この町に来て良かったよ…
思い返したら、楽しいことばっかりだったよ…
大好きな先輩…もう一度だけ、立って。
私たちが先輩の力になるから…』
『せ、先輩…僕は貴方を許さない。
貴方は…僕に居ていい意味をくれた。
そのあなたが、こんな、途中で…
僕を置いて、投げ出して…
…立ってください、もう一度。
そして共に戦いましょう。大丈夫、僕らはいつも一緒です』
『うそでしょ…？
アンタがいなくなって…
アタシがもう一歩も歩けなくなってもいいの？
アンタみたいなズルいやつ、もう…忘れてやるんだから…』
『やめてください、先輩…
…もう、嫌です。大切な人を失うのは…
あなたまで…嫌ですよ…』
『先輩…ありがとう。
苦しいときに私を思い出してくれて…
先輩は、私のかけがえのない人です。
先輩のためなら何だってできる。
先輩は…？誰かや…私のために、立ち上がれますか？』
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滅月(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます、今は忙しくてなかなか更新できていませんが、またいつか更新できるようにしたいです。 (2019年11月7日 21時) (
レス) id: 0a8fe9d129 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 凄いいいいい!!! いい意味でお手上げ侍! (2019年10月17日 19時) (レス) id: 5eaff2dd68 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます！頑張って更新します... (2019年2月9日 10時) (レス) id: f8aa0f20cc (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - 面白いです！更新頑張ってくださいね！ (2019年2月9日 8時) (レス) id: e1993db95f (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 。。さん» ありがとうございます！ (2019年2月8日 6時) (レス) id: f8aa0f20cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：滅月 | 作成日時：2019年2月8日 5時
