第９章 特別課外活動部の面々 世界 ペルソナＱ２ ページ15
視点,月下 A
「ね、ねぇ。悠、いつまでこのままなの？」
「...俺がいいって言うまで。」
「...言う気ないでしょ...」
後ろから、どす黒いを通り越して、漆黒のオーラを感じる。
「...近い。」
更に私を強く抱き締めて、離す気がない悠は理から殺意のこもった視線を受けている。
「ちょっと、理、その『ハルマゲっとこうかな』っていう視線、やめて！？」
「...Aから離れて。いくら君でも許さないよ。」
「...悠、いい加減私を離さないと、悠のことこれから無視するよ？」
「それは嫌だ。」
悠は、素直に離れた。
理は、私に抱きつこうとしたようだが、私は華麗に避け、代わりにゆかりに抱きついた。
「ゆかり〜！」
「ハイハイ、A。私もあえて嬉しいよ。」
「風花、無理してない？」
「うん。大丈夫だよ。心配してくれて嬉しいな。」
「美鶴先輩もです。独りで背負い込むのは厳禁です！」
「ふっ。肝に命じておこう。」
「真田先輩は、荒垣先輩に迷惑掛けないようにしてくださいね？」
「...全くだ。」
「なっ、いつ俺が迷惑を掛けた！？」
「アイギス！元気だった？」
「はい。システム、オールグリーンであります。」
「その口調を聞くと、何だか帰ってきたって感じがする。」
「わふっ！」
「コロマル〜！おいでっ！」
「キュウーン...」
「よしよし、ごめんね？心配かけて。」
「乾くんも、元気そうで良かった。」
「はい！元気ですよ！Aさんも元気そうで良かったです。」
「荒垣先輩、困ったら頼ってくださいね？」
「あぁ。わぁったよ。」
「順平...はいいとして。」
「オレッチの扱いひどくね！？」
「冗談だよ。相変わらず面白いね、順平は。」
「いけずなAっちに〜？」
「お手上げ侍！」
「おー、名コンビだ。二人は、ここでも仲がいいんだね？」
「えっ！？私のこと、知ってるの！？」
「うん。琴音ちゃん。」
「っ...」
私は、そっと彼女を抱き締めた。
「(にしても...理と琴音が同時に存在するなんて。)」
「...あ。Aなら私と理さんの関係について知ってるかも。」
私は、ちらりとエリザベスに視線を向けた。
エリザベスはこくっと笑顔で頷いた。
「知りたい？」
「...うん。どうして、あんなに懐かしく感じたのか知りたい。」
「えっと、じゃあ話そうか。理も琴音との関係、知っておきたいでしょ？」
第９章 特別課外活動部の面々�◆ ＼こΑ．撻襯愁複傳押〕�と琴音→←第８章 自称特別捜査隊の面々 世界 ペルソナＱ２
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滅月(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます、今は忙しくてなかなか更新できていませんが、またいつか更新できるようにしたいです。 (2019年11月7日 21時) (
レス) id: 0a8fe9d129 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 凄いいいいい!!! いい意味でお手上げ侍! (2019年10月17日 19時) (レス) id: 5eaff2dd68 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます！頑張って更新します... (2019年2月9日 10時) (レス) id: f8aa0f20cc (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - 面白いです！更新頑張ってくださいね！ (2019年2月9日 8時) (レス) id: e1993db95f (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 。。さん» ありがとうございます！ (2019年2月8日 6時) (レス) id: f8aa0f20cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：滅月 | 作成日時：2019年2月8日 5時
