壱 ページ2
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よく晴れた朝。屋敷の庭には 桜が満開である。
『 鮮やかな 桃色。素敵ね。』
琥 「カア〜!」 『ふふ。』
あたしのカラス、 琥珀が わたしのふとした呟きに応えてくれる。
『こんなにのどかな時が、ずっと続いたらいいのに。』
「…カア…。」
まあ、無理だから わたしたち鬼殺隊がいるんだけれどね、
と 琥珀の頭を撫で、 着物に身を通す。
『さあ、買い物にでも行こう。琥珀も来てくれる?今日は非番なの。 』
「カア!」
「そこの別嬪さん、大福安いよ〜」
『あら。別嬪だなんて。(笑)でも わたし 甘いものが苦手なの。』
「お姉さんにお似合いの着物ですよ!」
『あら、そんなに綺麗な青… 私じゃ到底着こなせないわ。』
色んな人に声を掛けられる。
『なんでだろうね?』
「…カア(ジト目)」
まるで自分の外見の良さを分かっていないAに、琥珀も 呆れ気味である。
?? 「ふむ!Aではないか!」
唐突に
そんな声が聞こえて
『?』
振り返るとそこには
『あ! 煉獄さん〜!!』
和服に身を包んだ 煉獄さんがいた。
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モブ子ちゃん(プロフ) - ありがとうございます!笑 如何せん冨岡さんの出番が少ないのですが 可愛くさせてあげられて良かったです笑 時透くんでは無いところに目を向けていただけだと思うと嬉しいです。 (2020年5月23日 15時) (レス) id: afef9450d6 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - 玖の冨岡さんめちゃくちゃかわいいですね……「たべよう たべよう」……可愛すぎてムフフですねこれ…… (2020年5月23日 9時) (レス) id: 0f8daf8c89 (このIDを非表示/違反報告)
モブ子ちゃん(プロフ) - わー!こんなガバガバなお話にそんな素敵なコメント…ありがとうございます!頑張ります。 (2020年4月1日 18時) (レス) id: afef9450d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン - 面白かったです!更新頑張ってください! (2020年4月1日 17時) (レス) id: ee728212d8 (このIDを非表示/違反報告)
モブ子ちゃん(プロフ) - はああ 有難う御座います!結構な力量で書いたものが消えてて心底落ち込んでたのですがすごく、嬉しいです!これからも、是非ご愛読してください!ムフフ! (2020年3月30日 3時) (レス) id: 3ad2e3812e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モブ子 | 作成日時:2020年3月22日 18時