７話 ページ8
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愛さんママがコンコンと扉をノックする
「ちょっといい？大和さんとAちゃん来たけど」
『凜子やっぱり私外で待ってた方が…』
「…来て！」
『はい…』
カチャとドアノブをひねりドアを開けた凜子
「こんばんは…」
『こんばんは、お邪魔します』
「えっと砂川くんに相談があってきたんだけど、その前に…
うちの友達のAです。実はたけおくんのこと色々相談乗ってもらってて大体のことは知ってます」
『A Aです
えっといきなりお邪魔してごめんなさい』
「まあ…２人とも座れば」
凜子はベッドの上にちょこんと座ったものの、私は初対面なので床に腰を下ろす
「………
砂川くん…私…たけおくんの前で泣いちゃったのどうしようどうやってごまかそう！
たけおくんすごい困ってたのどうしよう〜」
「………なんで泣いたの？」
と相談を始めた凜子の話を聞きながら、ベッドの足が浮いてることに気づく
え？
どういうこと？
凜子は気づかないで座ってるし…
そしてよく目を凝らすとベッドの下に大きな人がいる
ぎゃーっっ！と叫びそうになった口を両手でパチンとおさえ思わず砂川くんを見る
砂川くんはそんな私の様子に気づいたようで、人指し指を顔の前に持っていきシーっというジェスチャーをする
OKの意味を込めて私は縦に首を振った
凜子にバレたくないのかな…
そんな凜子はというと夢中でたけおくんの話をしていてこちらに意識はないみたい
良かった…
そして急に凜子の告白大会が始まる
「好きになっちゃってるから…
もうすごく〜」
「はい、もう一回」
と砂川くん
「好きだから〜」
「誰が？」
「たけおくんが好きだから〜」
「ほらお前も告れ」
とベッドの下の人物に声をかけた砂川くん
次の瞬間のそっとベッドの下から這い出た大きい男の人
もしやこの人が…？
「えっえっなんで！？
ひどいっ…砂川くん言わせた！？」
「「………」」
いけ凜子！
「好きです！
はじめて会った時からです！」
「好きです！
はじめて会った時からです！！！」
ぽわぽわ〜とたけおくんと凜子の間に甘い空気が流れる
Love so sweet流れた？
恋始まった？
パチパチと拍手を送る私にぶつぶつと勉強を始めている砂川くんに完全２人の世界のたけおくんと凜子
なにこの謎空間…
「あっえっとたけおくん！
紹介するね、うちの友達のA！」
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目黒(プロフ) - おさるさんさん» やったー!!そう言って頂けて嬉しいです、頑張ります (2020年8月19日 14時) (
レス) id: 39b9aca504 (このIDを非表示/違反報告)
おさるさん(プロフ) - こんなお話求めてました！！めっちゃ好きです！！！頑張ってください！！応援してます！！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: c5df372163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年8月8日 17時
