２９話 ページ30
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猛男くんと凜子のデートプランを考えてから数日後
猛男くんと砂川くん、キレイにラッピングされたプレゼントの写真付きのメールが”買えたぞ“の文章とともに送られてきた
良かった！凜子絶対喜ぶね、当日楽しんでと返信をしスマホを閉じた
直後ブブッとスマホが鳴ったので、え？返信早くない？と思いつつ画面を開く
通知の主は砂川くん
砂川猛男にバレた
砂川俺も手術に立ち会うって
Aでも砂川くん止めたんでしょ?
砂川うん。でも猛男が理解してくれたかはわからない
A猛男くんだよ?理解は絶対にしてくれるよ!手術には来ちゃうかもしれないけど…
砂川そうだね、猛男だもん
会話を終わらせて、私も明日の準備を進めた
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ー翌日
凜子にお誕生日おめでとうのメールを入れ、お昼過ぎに家を出る
目的地へ向かっているとブブッとスマホが鳴った
『凜子からだ』
お礼のメールと凜子と猛男くんの写真が貼られている
『あは、可愛いな２人とも
楽しんでっと…』
凜子に返信をしたところでまた歩きだす
そうして着いた場所は区立病院
真っ先に受付へ向かい手術室の場所を聞いた
『砂川くん』
私の顔を見て驚いた顔をした砂川くん
『猛男くんが来るまで居てもいい？』
ふっと笑った砂川くん
「猛男が来る前提じゃん」
『砂川くんもそう思ってるでしょ』
「まあね」
手術室の前に置かれた長椅子に２人で腰をかける
少しの沈黙の後砂川くんが口を開いた
「聞きたいことあるんだけどいい？」
『うん？なんでもどうぞ』
「答えたくなかったら答えなくて大丈夫だから」
『ありがとう、でも答えるよ？』
「うん、じゃあ…
春にさ合コンをしたじゃん
その時に”男の子にあんまりいい思い出ない“って言ってたのが気になって」
『そう言えばそんなことも…
大した話じゃないんだけど聞いてくれる？』
「うん」
『私、高校は女子校だけど中学は共学の学校に通ってたんだ
家から少し離れたところに中学校があったから、いつも電車で通ってたの
その日はなんだったかな…文化祭の準備かも
準備で帰るのが遅くなっちゃって
いつも乗る電車より遅い時間の電車に乗ったの
そしたら丁度帰宅ラッシュの時間でね』
そこまで話して砂川くんがハッとした顔をする
「まさか、大和さんと同じ…」
その言葉に肯定の意味で苦笑いをする
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続く (更新停止中)
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目黒(プロフ) - おさるさんさん» やったー!!そう言って頂けて嬉しいです、頑張ります (2020年8月19日 14時) (
レス) id: 39b9aca504 (このIDを非表示/違反報告)
おさるさん(プロフ) - こんなお話求めてました！！めっちゃ好きです！！！頑張ってください！！応援してます！！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: c5df372163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年8月8日 17時
