２６話 ページ27
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上に登った私たちは猛男くんのお部屋にお邪魔する
「あら、いらっしゃい！誠くんも」
『あ、はじめまして！Aと言います、お邪魔します』
「はい、こんばんは
…やだねたけ、大和さんと言い綺麗なお友達がたくさんで」
『あは！ありがとうございます』
猛男くん母…似てる！
「母ちゃん体は大丈夫か」
「たけ、あんたは心配しすぎだよ」
体？
と私の不思議そうな雰囲気が出ていたのか猛男くんが教えてくれた
「オレに妹か弟ができるんだ」
『えー！おめでとうございます！
猛男くん母カッコいい〜』
「大和もカッコいいと言っていたな…そういうものか？」
わちゃわちゃと騒いでいると私の話はいいんだよと猛男くんの部屋に詰められる
『お邪魔しまーす』
ドカッと床に座った猛男くん
「すな、A、突然だがこれを見てくれ！」
ちゃぶ台の上にバンッと置いたのは
１枚の紙
紙の1番上には大和の誕生日！！！と大きく書かれている
６時 江ノ島で朝日を見る
７時 海辺で散歩〜貝などを拾う
８時 映画〜何がやってるか調べる
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『猛男くん…凜子への気持ちは充分にわかるんだけど、これ多分凜子死ぬ』
「そうか」
「Aさんの言う通り
まず朝６時がないよね。あとこのプラン晴れ前提だけど雨だったらどうすんの？」
「そうか」
「あと休憩とか移動の時間無いんだけど
お前以外の大抵の人はこの予定こなせないから」
「そうか…やり直しだな
…雨でも行ける所ってどこだ？」
「……あそこは？
中学の時に学祭の打ち上げで行った所
建物の中にボウリングとかカラオケとか色々あったよな」
『うん、凜子ボウリングとか好きだしいいと思う』
「おー、いいな！
そこにするぞ！！！」
すると急にふっと笑い出した砂川くん
小刻みに震えてる
「…あん時の…お前…ふっ
ボウリングのボールに指入んなくて…掴んで投げて…」
「そんなこともあったな」
『ぶふっ…想像できちゃうのが怖い』
「あんなん初めて見たって…
お前投げるたびに店中どよめいて…ふっ…くく」
「よく覚えてるな」
「フツー忘れないから」
一通り笑って急に真顔になった砂川くん
え？ちょっと怖い
「朝６時あいてないよ、１０時からだって」
「そうか、１０時な！」
と紙にかきかき書く猛男くん
「昼メシはどうするかな…」
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目黒(プロフ) - おさるさんさん» やったー!!そう言って頂けて嬉しいです、頑張ります (2020年8月19日 14時) (
レス) id: 39b9aca504 (このIDを非表示/違反報告)
おさるさん(プロフ) - こんなお話求めてました！！めっちゃ好きです！！！頑張ってください！！応援してます！！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: c5df372163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年8月8日 17時
