１５話 ページ16
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「あと唇とかすごいセクシーで…」
「ハリウッド系だよね！
日本人になかなかいないタイプ！」
「手とかも大きくてすごいドキドキしちゃうんですよっ……」
「はいはい！！
性的な手してる！！」
愛さん…鼻の下のびてます…
「なのにたけおくん大人になるまで指一本触れないって言うんです…
…たけおくん私のことすごい純粋って思ってるみたいなんですけど、違うんです
本当はうち…すごく…
たけおくんにさわったり手繋いだりしたいんです
私…たけおくんといると邪な気持ちになるんです…でもそんなこと言えないっ！
言ったら嫌われちゃう…てゆーか絶対ひくし…」
凜子に近づきほっぺをむぎゅっと掴む
「A、いはい…」
『猛男くんはそんな人じゃない！絶対ひいたりしないよ！
猛男くんと出会ってそんなに時間経ってない私でもわかるよそんなこと！
彼女の凜子がそんなんでどうするの…ね！？愛さん！』
グリンっと首を捻り愛さんの顔を見る
「そうよ、猛男はそんなにヤワな男じゃないから！
Aの言う通りそんなことでひくような男じゃないよ！何があっても全力で受け止めようとしてくれようとしてくれる子だよ！
あいつ鈍くておめでたいからすぐそうやってカンチガイしちゃうけど…
猛男言ってたよ
「大和が言ってくれないとオレは何もわからない」けど
「言ってくれさえすれば力になる」って…」
「私…今からたけおくんの家行ってきます…！」
「早く行きな！大丈夫だから！」
『気をつけてね凜子〜！』
「ありがとうございます、お姉さん優しいですね！
Aもありがとう！」
ふわっと笑い
ペコっと一礼した凜子は駆け出した
そしてコケた
『ああ…だから言ったのに…』
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「………猛男の彼女いい子じゃん
幸せなんだね。良かったね猛男」
「……なんで猛男のこと好きになったの？」
「……小学校の校庭にさあ…「のびゆく子供の像」ってあったじゃん」
「ああ、あの気持ち悪いやつ」
「私背高くて痩せてたからさ、あれに似てるって男子が言い始めてあだ名が「のび像」になって
女として自信なかったんだけど、６年生のとき３年生だった猛男がさ
「姉さんそこの花屋さんで見た、名前わからないけどあの花に似てる」って
私あんなに綺麗なの…？って聞いたら笑って「うん」って…」
「………？
それだけ？」
うおおい砂川くん！！
「それだけだよ！！」
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目黒(プロフ) - おさるさんさん» やったー!!そう言って頂けて嬉しいです、頑張ります (2020年8月19日 14時) (
レス) id: 39b9aca504 (このIDを非表示/違反報告)
おさるさん(プロフ) - こんなお話求めてました！！めっちゃ好きです！！！頑張ってください！！応援してます！！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: c5df372163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年8月8日 17時
