１２話 ページ13
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＜うん、絶対！
じゃなくて！あんた猛男に彼女できたの知ってた？＞
『え、うん
猛男って剛田猛男くんだよね？私の友達猛男くんの彼女』
＜早く言いなさいよそういう事は！＞
『ええ…だって私愛さんの連絡先知らなかったし…
てゆうか昔から言ってた愛さんの好きな人って剛田猛男くんだったの！？』
＜そうよ！あの猛男よ！私はあいつ以外の猛男知らないもん！＞
うわ〜そうだったのか…
凜子の気持ちもわかるけど、猛男くんの話を聞いたのは愛さんの方が早いからなぁ
複雑…
＜で、Aその子どんな女？＞
『えーっと
お菓子作りが得意で、背がちっちゃくて、目がくりくりで可愛い感じの子…優しいし人のことを思いやれる子だよ
伝わったかな？愛さん』
＜……てよ＞
『え？愛さん？』
＜会わせてよ！猛男の彼女！
騙されてるんじゃないの猛男！頭おめでたいし！いい？A、明日猛男の彼女に会うよ
姉さんとの約束！おやすみ！＞
『は、はいっおやすみ！』
プツッと切れた電話
にしても最後のは猛男くんへの暴言じゃない？ホントに好きなのか？愛さん
とポコンッとスマホがなる
砂川姉さんがごめん
A大丈夫!ただ愛さん何するかわかんないので猛男くんと凜子のフォローお願いします!
砂川了解
気が重い…と思いながら明日に備えて眠った
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そして翌日
砂川 愛駅前集合
Aはーい
うーん…行くか
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放課後少しガヤガヤとした駅周辺を愛さんを探しながら歩く
あ、愛さん居た
『愛さーん！』
「えっA！？ほんとにA！？」
と私をみるなりほっぺをペタペタと触る愛さん
「あんたのお姉ちゃんは可愛い系だけど、あんたは綺麗系ね…背も高いし」
『へへ、びっくりした？
全然会ってなかったもんね〜』
「そうね、またゆっくり遊びましょ
今日は目的が違うんだから！」
目をギラギラさせる愛さん
「で、デート場所は聞いてくれた？」
『うん、聞いたは聞いたよ
ここからあんまり遠くないところ』
「よしっすぐ行くわよ！」
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．
『んーと多分この辺だと思うんだけど
あ、居た！愛さん居たよ！まだ凜子だけだ』
と言うと私を置き去りに光の速さの如く行ってしまった愛さん
『はやっ！』
「たけおくんこっちだよ〜」
と猛男くんを呼ぶ凜子の横に並んだ私と愛さん
「猛男！」
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目黒(プロフ) - おさるさんさん» やったー!!そう言って頂けて嬉しいです、頑張ります (2020年8月19日 14時) (
レス) id: 39b9aca504 (このIDを非表示/違反報告)
おさるさん(プロフ) - こんなお話求めてました！！めっちゃ好きです！！！頑張ってください！！応援してます！！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: c5df372163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年8月8日 17時
