１９１話 ページ35
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鷹が近づきドアを開ける
「もう誰かの迎え来たのか？
ずいぶん早…」
開けた先には鷹の顔を見たまま固まる虎太郎とそんな様子の虎太郎を見て焦る竜ちゃん
「いやいやいや虎太郎…だよな？
黙ってたらわかんねーから、あいさつしとけあいさつ」
そう俺に言われてからゆっっくりと頭を下げた虎太郎
「あ、…はじめまして」
「兎田こいつら誰か知ってんのか？」
「え？あー」
と鷹の返答に困る俺をじぃーっと見つめる虎太郎
____けどまぁこれはただの夢なわけだし
「鹿島虎太郎くんと竜一くん、だろ話は聞いてるよ。
ご両親が海外出張で留守だから２人が帰ってくるまでここで一緒にやってくってな」
俺が言い終わるとふにゃっと笑った虎太郎
「そうなのか！
よろしくなこたろう！りゅう！」
「よろしくねっ！」
夢の中ならこんくらいのこと叶えてやってもいいだろ
未だに手を繋ぎぽけーっと竜ちゃんと虎太郎を見つめる２人の背中を押す
「隼、瑛馬ほらお前らの友達の竜ちゃんだぞー
一緒に遊べよ」
隼と竜ちゃんが野球やったり
何でもあり
ついでにこの犀川さんは先生の子供だったりすりゃあいい
ばーさんに本物の孫まで出来ていい事ずくめだ
我ながらこんな夢見て俺はどんだけアイツらが好きなのかね
瑛馬達がちっさい頃も、あいつらがでっかくなったとこも見れたらそりゃ嬉しいさ
けどまあ
いい加減そろそろ起きて俺は今の本物のお前達に会いてーな
．
．
「うしゃだ！」
「おきてあしょぶじょっ！」
ずーっと眠るうさちゃんの顔をベチベチと叩き起こす子供たち
「お前らもうちょっと優しく起こせない？」
「おでっやさしいっ！」
「じゃあ次は俺が起こすか」
任せろと拳を握りしめ、何故か自信満々(？)に出てきた隼
「あ、うん遠慮しとくわ
つーか俺そんな寝てた？」
『まったく…
昼休み中はずーっと寝てたけど？』
「ん〜なんか夢見てたせいで寝た気がしね〜つーか」
「ふざけんな」
「そこそこ楽しくていい夢だった気がするけど…
あ、俺瑛馬と結婚する約束してたわ」
『ありえない話はやめて』
「今日も冷てーなあ瑛馬チャン」
「ふじゃけなーっ！」
「うしゃ、ふじゃけな…」
『こら拓馬、数馬、乱暴な言葉遣いしないの
…隼の影響だからね？』
「あ？何で俺だよ」
「わー！ほら、狼谷も瑛馬さんも喧嘩始めないで！
兎田さんも寝ようとしないでくださいー！」
(終わり)
．
続く (更新停止中)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年8月29日 0時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
目黒(プロフ) - レイカさん» お久しぶりです、レイカさん。混乱させてしまい申し訳ありませんが、同一人物です。以前碧棺として活動していました。事情があり、今は目黒という名前で活動しています！細かい事情については「作者より」を読んでいただければ幸いです。 (2020年5月12日 13時) (レス) id: 647ae2c126 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - あれ？これ別の人のでは？ (2020年5月12日 12時) (レス) id: 838428f1b0 (このIDを非表示/違反報告)
目黒(プロフ) - 夜空さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです...頑張ります! (2020年5月11日 15時) (レス) id: 647ae2c126 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - マジで好きです...保育ルームのみんな可愛すぎ....書くの頑張ってください！ (2020年5月10日 22時) (レス) id: 674e45aa5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年3月13日 20時
