１８３話 ページ27
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ピンポーン
あれ今日なにか届くものあったっけと思いつつインターホンのモニターを見る
「こ、こんにちは」
「う！」
そこには予想していなかった2人が
『か、鹿島！虎太郎！
今開けるね』
もしやと嫌な予感が頭をよぎる
『いらっしゃい
ごめん鹿島、もしかしてお父さん？』
「あ、う、うん。実はそうなんだ」
嫌な予感が見事的中し思わず頭を抱える
『はあ…全く…お父さんは…
ごめんね鹿島も虎太郎も、貴重なお休み貰っちゃって』
とぼとぼと歩きながらリビングへ案内する
『数馬〜拓馬〜お父さん〜
鹿島と虎太郎が来てくれたよ〜！』
そういうと光の速さの如くドタドタ寄ってきた2人
「りゅーっ！」
「こたろ！」
お母さんがいない寂しさも鹿島と虎太郎が来てくれたからどっかいっちゃったかなと少し安心する
『お父さん、私お母さんに頼まれたクリーニングもらってくる』
「あ、うん！お願いね瑛馬」
『拓馬、数馬！
お姉ちゃんちょっと出かけてくるから虎太郎と仲良くね』
「「はーい！」」
．
．
そして三十分くらい経ったころ家に戻ると
『ただいま〜』
「いっ痛！」
「大丈夫ですか！狸塚さん！猫の手ですよ！猫の手！」
大丈夫か…と思いつつお母さんの部屋に荷物を置きリビングへ向かう
『ただいま〜』
「ねぇちゃ！」
「ねぇちゃ！
「いまねいまねおれとかずまとこたろでじゃすてないとみてるのっ！」
『そっかあ、楽しくてよかったね拓馬』
と3人の頭を撫でソファに腰を下ろす
3人はきゃーとかわーとかいいつつ、時々キッチンから聞こえてくるお父さんの声に耳を傾けつつ…各々楽しんでいた
そして
「数くん、拓くん、虎太郎に瑛馬さんも！オムライスできたよ！」
「おむらしゅ！」
ワクワクが待ちきれない3人を椅子に座らせ、スプーンやらコップやらの準備を手伝う
「ごめんな、やっぱりパパじゃママのオムライスみたいには作れなかったんだけど」
自信なさげなお父さんを前にパクッと食べた拓馬と数馬
「おれっこれすきっ！」
「ぱぱのおむらしゅ、かじゅまもしゅき！」
とニコニコ笑顔の２人
顔がまじお母さん…
私ももらおうとスプーンを通す
『いただきます』
「ど、どうかな」
『うん！美味しいよ、優しい味』
「よ、良かった〜…」
とヘナヘナ座り込むお父さん
『鹿島もありがとう』
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年8月29日 0時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
目黒(プロフ) - レイカさん» お久しぶりです、レイカさん。混乱させてしまい申し訳ありませんが、同一人物です。以前碧棺として活動していました。事情があり、今は目黒という名前で活動しています！細かい事情については「作者より」を読んでいただければ幸いです。 (2020年5月12日 13時) (レス) id: 647ae2c126 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - あれ？これ別の人のでは？ (2020年5月12日 12時) (レス) id: 838428f1b0 (このIDを非表示/違反報告)
目黒(プロフ) - 夜空さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです...頑張ります! (2020年5月11日 15時) (レス) id: 647ae2c126 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - マジで好きです...保育ルームのみんな可愛すぎ....書くの頑張ってください！ (2020年5月10日 22時) (レス) id: 674e45aa5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目黒 | 作成日時：2020年3月13日 20時
