プロバレーボール選手になった元彼【宮侑】 (ページ44)

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よんじゅうよんページ44

「なんで」

侑「なんでもなにも高２の時Aちゃんに告白して付き合ってからずっと好きやし、俺なんでフラれたんか正直わからんし！気付いたらAちゃん俺の事嫌いって、廊下とかですれ違っても目合わせんし！話してくれへんし！」

「えっ」

なんでフラれたかわからんって……

「そんなん、侑が悪いんやん。」

侑「は？」

「侑があの時、付き合って半年くらい経った時にもうそろ私と別れるとか言うからやん」

侑「なにそれ？！俺そんなん1回もゆーてないし！」

「他の子らがゆーてたの聞いたもん！侑と同じクラスの七瀬さんと付き合うっていうのも！」

侑「なんでそーなんねん」

「だって…休みの日とか私に用事あるってゆーて七瀬さんとデートしてたってのもそんとき話してるの聞いた」

侑「したことないわ！」

「だってその子ら見たって…」

侑「それたぶんやけどサムと出かけてる時ちゃう？
アイツ腹減ったとかゆーて食べもん買いに行っててそれ待ってる時にたまたま七瀬がおって…ちょっと喋っただけやん。」

「…」

侑「あれやでサムと出かけたんもAちゃんになんかプレゼントしたいなっておもって…一緒にきてもらっただけやで？……まぁサムに着いてきてもらったんは間違いやったけど。」

「…」

侑「サム、アイツ飯のことばっかやからAちゃんにプレゼントするもんも食べ物ばっかゆーてくるし……俺はモノとしてのこるもんあげたいってゆーてんのにな？」

「…泣」

じゃあいままでのそれって全部私の勘違いやん…