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にじゅうなな【過去】 ページ27

夕方になり、学校も終わる頃


母「Aー?侑くんがお見舞いにきてくれたでー!」

自分の部屋にこもりっきりの私に聞こえるように言う


「…」

こんでいいって言ったのに。

どんな顔して会ったらいいん。



侑「…入るで」

「あ、」


侑「具合はどーや?」

「こんでいいってゆーたやん!なんで…!」

侑「心配やからやろ、それに体調悪い時は誰かに優しくされんの嬉しいやんか!俺も前風邪ひいた時、部活のキャプテンに…」
「もういいから」

侑「Aちゃん?」

そういうとこ。

そういう優しいとこめっちゃすき。でも



「侑なんかもう好きじゃない!泣」


侑「は、なんでいきなりなん、なんで泣いてるん!」

「なんでも!…もういいから!泣」

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作者名:まるこ | 作成日時:2024年2月29日 19時

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