初めての恋は貴方でした(緑)

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デート当日

貴「小瀧くんごめん！待たせたね！」


小「全然大丈夫すよ！女の子は遅れるものやって聞きますしね！」


貴「ありがとう…(笑)」


店員「1人1000円です」


貴「はい！」


小「俺、払いますよ！」


貴「え、いいよいいよ！！！」


小「いいんです！払わせてください！今日はデートやと思って、甘えてください！」


貴「ありがとう…」


ちょっぴりかっこいいと思った


小「さぁ！どこから見ます？」


貴「え〜やっぱり、魚がたくさん泳いでるところ見たい！」


小「そりゃ水族館やから沢山泳いでますよ(笑)」


貴「え！あっそうか…(笑)」


小「竹本さんってほんと一緒にいて楽しいっすわ！」


貴「まだちょっとしか経ってたいのに(笑)」


小「今までですよ、初めてあった時から一緒に仕事するようになって、楽しいな〜ずっとそばにいたいなーって思ってたんすよ？」


貴「ほんと？」


小「はい！やから、まだ諦めれないんすよ…」


貴「え、？」


小「神山さんを諦めて俺にしませんか？絶対に悲しませたりしません！年下で頼りないかも知れへんけど、俺やって男やし竹本さんの事守る自信はあります！」


貴「小瀧くん…」


確かに今は神山さんといると必ず嫌なことが起きる。

でも小瀧くんといればそんなことない気がする。

私の事を好きでいてくれる人を彼氏にするのもいいかもしれない…


でも…神山さんの事はまだ好きなんや



貴「…」


小「今は答えいりません！でも…真剣に考えて欲しいっす！今後のこと考えて！」


貴「分かった…、返事待ってくれる？」


小「はい！もちろんです！」


貴「ありがとう！」


小「今日は楽しみましょ！！！俺のこと意識してもいいすよ！」


貴「え？」


小「そしたら俺のことかっこいいって思って、好きになってくれるかもしれないし！(笑)」


貴「自信家やな(笑)」


小「じゃないと神山さんに取られそうやから…」


貴「…」


ギュッ


小「え？」


私は小瀧くんの手を握った


貴「今日はデートなんやろ？ほら早よいこ！」


小「はっはい！//」



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