はまこた×学校�� ページ28
．
目を開くと広がる白い景色。
正しく言うと保健室の天井。
『倒れたんやっけ…』
曖昧な記憶の中、
少し低めのあの声がこだました
と同時にベットのカーテンが開いた。
望｢A起きたん！良かったぁ…っ！｣
なんやこの大型犬は。
倒れただけやのに泣きそうな顔して。
『望、ありがとうね』
望｢ん？｣
『なんもない』
きっと望が運んできてくれたんだろう。
ほら、望って意外と声低くてイケボやし
絶対あの人や。
『そろそろ授業戻んね』
望｢いや、もう放課後やで｣
『え、マジなん？』
望｢うん｣
時計を見ると部活が始まってる時間やった。
よくよく考えたら走ったの5時限目やったし
当たり前か、
『望、ちょっと外出てて』
望｢はーい｣
望をカーテンの外側に出して
ベットから降りた。
まず体育着をチェック。
そしてベットをチェック。
『良かった、大丈夫や』
カーテンを開けると不安そうな顔の望。
『なんなん笑 大丈夫やって、』
望｢守れへんくてごめん｣
『…？』
なんで？保健室連れてってくれたんに。
不思議そうに首をかしげる私を知ってか知らずか、望はふわっと切なく笑った
望｢家まで送らして｣
握られた手は私のより大きくて
男の人なんやな、なんて思った。
崇｢あっ、A！大丈夫なん？｣
保健室を出て昇降口を出ると部活中の崇裕に会った。
『大丈夫やで！ってか望にうちを姫抱きできる力があるとは思ってへんかってん、びっくりしたわ笑』
そう言うと
望は手を握る力を弱めて
崇裕は｢は？｣なんて言い出した。
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漣(プロフ) - 神の山の智の洋さん» 嬉しいです！ありがとうございます！もっと皆さんに胸キュンを届られるように頑張ります！ (2017年9月20日 18時) (
レス) id: 5c30d3d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
神の山の智の洋 - すっごくおもしろいです！これからも応援してます！頑張ってください！ (2017年9月20日 16時) (レス) id: 6fdf00e0a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漣 | 作成日時：2017年7月29日 2時
